生ピアノがうまく弾けない
年長の次女がピアノを習い始めて半年以上が経ちました。
きちんと毎日練習して、週1回30分のレッスンを受けています。
ところが、家ではスラスラ弾けるのにレッスンになるとつっかえてしまうということが多くなってきました。
もちろん、緊張しているからという理由もあるのですが、思ったように弾けなくてレッスン中に泣き出してしまいます。
そこで思い当たったのが、電子ピアノと生ピアノの違い。(先生のピアノはグランドピアノです。)
違うということは百も承知で電子ピアノを選んだつもりでしたが、その違いが思ったよりも大きいということに気づいてしまい困っています。
タッチの違いは思ったよりも重大
「タッチ」ってなに
電子ピアノと生ピアノは「タッチが違う」と言いますよね。
でも、タッチとは何なのか全然わかっていませんでした。
自分自身が子どものころはアップライトピアノで練習していたので、電子ピアノを弾いた経験はありません。
最近の電子ピアノは技術が進んでいるから、本物と変わりないに違いないと勝手に思い込んでいたのです。
お店で電子ピアノを弾いてみたときには十分ピアノだと思ったし、価格・大きさの両方で電子ピアノ一択でした。
でも、電子ピアノと生ピアノは『別物』でした。
プロに言わせると、"ちがう楽器"なのだそうです。
電子ピアノは「スイッチ」
電子ピアノの鍵盤は、単なるスイッチです。
スイッチを押すと、録音されているピアノの音が鳴る機械です。
だから、どんなふうにスイッチを押してもだいたい同じ音が出ます。
それに慣れてしまっていると、生ピアノを弾いたときに音にばらつきが出て戸惑います。
普通に鍵盤を押しているのに、大きな音が出てしまったり逆に鳴らなかったりするから調子がくるってしまうんですね。
次女は一生懸命練習して弾いているのに、うまくいかなくて可哀そうになってしまいます。
アップライトピアノに買い替えようかな?
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電子ピアノとアップライトピアノの違い
だからといって、はじめからアップライトピアノを買えばよかったかというと、そうは思いません。
ピアノはとっても労力のいる習い事なので、子どもが好きになってくれるか・続けられるかどうか見極めるための期間はどうしても必要です。(それでも10万くらいはかかっているんですけどね・・)
アップライトピアノは小さめのものでも50万円くらいはします。(中古だったら安いのもあるかも)
金額もさることながら、部屋に置いたときの圧迫感もかなり大きくなります。
電子ピアノと比べると、高さ・幅・奥行すべてが+20cm!
次女が泣いているからといって、そう簡単には買い替えられないのです・・。
お試しレンタルという選択も
タッチの違いは飲み込んで、電子ピアノで練習する人が多いようです。
次女はコンクールや音大受験をする予定はまったくないので、電子ピアノのままでもいいのかもしれません。
迷っていろいろ調べていると、アップライトピアノの『お試しレンタル』というものを見つけました。
3,000円/月くらいからあり、アップライトピアノを(グランドピアノも)レンタルできます。
機種を選ぶこともでき、新品を選んでのそまま買い取ることも可能です。(それまでのレンタル料は買い取りに充当できます。)
いきなり購入するよりは、後戻りする道が残されている分ハードルが低くなりますね。
レンタルしたら、もう電子ピアノには戻れない気もしますが・・。
レンタルピアノ消音付アップライトピアノ(機種指定なし)コース
大きな買い物なのですぐには決められませんが、いつか生ピアノを買ってあげられたらいいなぁと思います(*^^*)。
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