ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

【公立中高一貫】結局のところ、公立受検に私立向けの勉強は必要か?

銀本1冊終えて

冬休みから取りかかっていた『2019年度受検用公立中高一貫校適性検査問題集≪全国版≫』(銀本)が終わりました。

はじめは一日1校分、すべての問題を解いていました。が、途中から、志望校に出題されなそうな問題は省略することにしてスピードアップ。約3ヵ月かかりました。

3月31日までに1冊全部終わったら、『鬼滅の刃』グッズを買ってあげる約束をしていたので、そのために頑張っていました。

「炭治郎の羽織(8000円)とか鬼殺隊のジャージ(6400円)でもいいよ!」

と言ってあげているのに、

「いや、・・それは恥ずかしいから、キーホルダーとか文房具がいい。」

と言います。つまらないなぁ。

適性検査に私立向けの勉強は必要か

丸つけはわたしがして、できなかった問題は一緒に解いて教えていたので、わたしも大変でした・・。(難しくて教えきれない問題は、個別塾にお願いしました。)

でも、大部分を自分でも解いたので、適性検査とはどのようなものか少しは理解できたように思います。

銀本を進めながら、「私立の勉強をもっとさせておけば良かった。」と感じることもありました。

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やはり私立の問題とは違う

旅人算や仕事算っぽい問題があり、特殊算を習っていなくても解けるのですが習っていればより速く解けます。図形問題も、慣れている方が有利。理社に関しては、私立向けほど難しい内容は出ないのですが、進度の問題で早く習っておいた方が有利です。

とはいってもよくよく解いてみると、私立の勉強で学んだことそのものを使う問題は少なく、全然関係ない方向から攻めてくる問題が多いのです。

私立向け学習でよくある「パターン当てはめ」「スピード重視」に陥ってしまっている場合、適性検査に対応できるようになるまで時間がかかるかもしれません。

適性検査には(算数の解法も含めて)知識が必要な問題はほぼなく、必要なことは問題文の中で説明してくれています。それを素直に読んで、柔らかい頭で臨機応変に解く必要があるのです。

嫌がらせかと思うような大量の面倒くさい計算をした上に、答えが割り切れなくて変な分数になる・・みたいなこともありがちで、私立問題で正答した時のスッキリ感に慣れているとつらいものがあると思います。

適性検査に慣れるには、やはり適性検査を解くしかありません。

でも、私立の勉強をしておけば良かった

なんというか、2年もしくは3年間積み上げてきた学力の濃度みたいなものは、きっと適性検査でも味方になってくれるだろうと思うのです。要するに、受検生になる前の勉強量が足りないとお話にならないということです。

適性検査は、"学校で習うことしか出ない"という建て前のわりには難しすぎます。(もちろん学校によるのですが)

長女は私立の勉強をかじっていますが、勉強嫌いでブランクもあり、中身はスカスカです。勉強量としては、塾に行っていない子と私立コースの子の間というところでしょうか。

銀本をまったく解けないということはないのですが、テクニックがなく力技で解いている印象はあり、恐ろしく遠回りをして答えを出していたり、かと思えば勘で当てているような時もあり、順序だてて丁寧に解くことはできていないように思います。

個別指導塾の面談では、「今の段階(小5レベル)では解けているが、これから難易度が上がってくるとどうなるか。まわりも力をつけてくる。」と言われました。

大手塾の私立コースが、適性検査対策にドンピシャだとは決して思わないのですが、勉強量を確保するという意味では私立コースしかないのかもしれません。

子どもが勤勉な子で、3,4年生から塾通い&勉強一色の生活をすることを嫌がらないのならば、とりあえず私立コースに入れておくというのは正しいと思います。

仕方がないので・・

一方で、私立コースの過酷さは知っているので、私立を受けないのにそれをさせるのは犠牲になるものが多すぎる・・とも思います。

子どもの自由な時間はもちろん、親の経済的な面でも。

わが家は、3人の子ども全員を私立中学に行かせることはできないので、ひとりも行かせないことに決めています。もともとは、地元公立中に行かせるつもりでした。

そこに公立一貫の存在を知り、お金がかからないなら受けてみようかというところなのに、そのために私立並みの塾代がかかるというのは本末転倒な気がしてなりません。

しかし、公立一貫は大学進学実績も上々で、人気があるからこそこうなってしまったのは仕方がないですね。

長女はいまさら私立の勉強をするわけにもいかないので、このまま銀本を解きまくって実践力を鍛えていくしかありません。がんばります。 

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