個別指導塾にて
わが家の長女は小3・7月から近所の個別指導塾に通い始めたのですが(算数のみ)、その宿題がそれはそれは難しいのです。
長女は、算数の基本問題はすごいスピードで解けるのですが、難問はほとんど解けないタイプです。じっくり考えること・試行錯誤すること・イメージすること・ひらめくことが苦手で、すぐに答えを知りたくなってしまう。とてもとても、せっかちでめんどくさがりや。
全国統一小学生テストで2科偏差値70をとった時も、算数は66くらいで最後の大問はまるごと解けていない状態でした。
家庭学習では教えるのが実の親なので、自力で考えさせることがとても難しいです。甘えがあって、ヒントヒントと言ってほとんど答えまで聞き出そうとしてきます。
子どもの勉強は塾任せにしない主義なのですが、わたしにできない部分は外注するしかないということで、算数の難問対策のみのお願いをして入塾したのでした。
※小3の9月からは、早稲田アカデミーと日能研の特待制度をいただき通塾を始めたので、個別指導塾はすぐにやめてしまいました。
スポンサーリンク
『立方体の切断の攻略』
そして今週の宿題が、「立方体の切断」。
まだ立方体の体積も、平行も合同も相似も知らないのに、いきなり切断・・。先生、むちゃするなあ。
とは思いつつ、たしかに長女が苦手になりそうなところです。この機会にやってみて損はないと判断して、前からチェックしていた教材を購入してみました。
それが、『立方体の切断の攻略』(学研・受験脳を作るシリーズ)。
立方体の切断の攻略 (amazon)
立方体の切断の攻略(楽天)
この教材は、教具とドリルがセットになったものです。
まず、透明なプラスチック板の立方体ケースを組み立てます。上面は空いています。
それから厚紙でできた正方形・長方形・三角形・ひし形・台形・五角形など13種類の平面図形を切り抜きます。
それぞれの形は立方体の切断面になっていて、立方体ケースに入れてみるとピタリとハマります。
ひとつずつあてはめてみては宿題プリントと見比べ、「ふむふむ、お~」と長女。
紙に書かれた立体図形の問題は、当然ながら立体なのに平面に描かれています。それを頭の中で立体的にイメージするというのは、難しいことです。
しかし、一度目にしておけば後でそれを簡単に思い出してイメージできるのです。
長女も、目からウロコが落ちたかのように納得して、
「これ、すごいね!すっごいよくわかるわ~」と感心していました。苦手意識のあった図形が、好きになったとまで言っていました。お調子者です。
切断面が三角形や四角形ならまだ想像できても、五角形・六角形で頂点3つしかかかれていないとかになると、見たことがないと無理だよね・・と思ってしまいます。
ドリルのほうは、教具を使って切断面を確認する問題から中学入試問題までざっくり網羅している感じです。
宿題が解けて気をよくした長女は、こちらのドリルも図形基礎問題の途中(ひし形と平行四辺形の面積の求め方)くらいまでやってみたのですが、その先はやはりむずかしいようなのでやめました。
机上や紙面での勉強より、実際に体験したことのほうが後々子どもの財産になります。
面倒でも、ひとつひとつ積み重ねていきたいと思います。
立方体の切断の攻略 (amazon)
立方体の切断の攻略(楽天)