ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

【早稲アカ】A特待生として通塾➡継続➡退塾

小3チャレンジテストで初認定

認定の基準は?

子は小3の8月にチャレンジテストを受けた際、A特待というものに認定していただきました。

その時の点数は、国語74点・算数84点で合計200点満点中158点。

そんなに良い出来ではないと思いましたが、チャレンジテストは難易度が高いらしく平均点は2科目で100点くらい。

どうやら子はがんばったらしい。ほんの力試しのつもりだったのに、特待だなんて驚きました。

小3の9月から1月まで、受講料無料で通わせていただけるとのことでした。

➡サマーチャレンジテスト@早稲田アカデミーの結果 - ママ塾で偏差値70!

 

以下、早稲アカの特退制度について、わかっていることをまとめておきます。

早稲アカの特退制度には2種類あり、A特待は受講料が全額免除、B特待は半額免除。

低学年で認定されるには、年数回行われる「ワセアカチャレンジテスト」で好成績を収める必要があります。

適用期間は、テスト時期によって、前期(2~7月)または後期(9~1月)の5か月間です。

(ただし、小2・11月のチャレンジテストでの認定は1月~7月までとちょっと長め。その分認定基準が厳しいとか)

適用期間内の春期講習・冬期講習に関しては、任意の参加で受講料は半額です。ただし、夏期講習は適用期間外なので割引はありません。

小3は中学受験生の青田刈りの時期なのか、他の学年よりも特待が取りやすいようです。

高学年の特待というとベールに包まれた異世界ですが、小2の11月・1月、小3の8月のテストでは認定基準が比較的はっきりしていてわかりやすいです。

とはいっても、テスト一発で狙って取るには倍率が高すぎるので、やはりタナボタ的に捉えておくのがよろしいかと思います。

ちなみに、子は受験者数1979人中84位でA特待をもらいました(2017年当時)。

ところが現在では、受験者数が3000人くらいに増えているにもかかわらずA特待は20位までに変わってしまったそうです。

もはや取りやすいとも言えなくなっている気が・・

【2020年まで】

  • 1~100位 A特待
  • 101~250位 B特待

【2021年以降】

  • 1~20位 A特待
  • 21~100位 B特待

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無料は受講料のみ

さて、受講料無料は大変ありがたいのですが、よくよく話を聞いてみると受講料以外にもいろいろと費用がかかるようです。

入塾金が20,000円と、毎月の月会費・教材費・テスト費が8,000円くらいです。

8,000円というと、なにか一つ習いごとができる金額です。

もともと通塾するつもりだったのなら十分お得に感じられるかもしれませんが、わが家はそんな気はなかったので少々考えてしまいました。

それでも結局受けることにしたのは、子本人が行きたいと言ったからです。

「特待生になれたことが、うれしいから」だそうです。

特待生の待遇

特待生としての通塾は、チャレンジテストの成績優秀者として表彰されるところからはじまり、華々しく幕を開けました。

小5・小6での特待生が合格者数確保のためのものであるのに対し、小3・小4での特待生は、他の塾生の模範となり、意欲を高める役割が期待されています。

なので、成績についてはかなり激しく叱咤激励され、というか発破をかけられていました。

組分けテストで成績を落とすとクラスメイトの前で叱られ、良ければ大々的に褒めたたえられるという刺激的な日々でした。

奮起しすぎて、組分けテストで全国1位をとってしまったこともあります。

子どもの性格にもよると思いますが、うちの子の場合はいい意味でプレッシャーを楽しんでいたと思います。

でも一方で、塾のあった日は興奮して寝付けない、組分けテストの前はなぜか必ず風邪をひくなどの体調不良もありました。

子は日能研でも特待をいただいたことがあり、一時期はダブルスクールをしていたんですが、日能研では特待生であることは基本的には伏せられ、他の塾生とまったく同じように扱われていました。

日能研では何も言われないので、奮い立つこともなくゆるーく過ごしていました。

どちらが良いということではありませんが。

冬期学力診断テストで特待継続認定

認定基準と無料の範囲

8月のチャレンジテストでの特待認定は9月~1月までです。

2月以降も特待生として通い続けるためには、1月の冬期学力診断テストで上位に入らなくてはなりません。

わが家は私立受験の予定はなく、相変わらず定価(?)で通塾する気はありません。小4からの受講費は小3よりもさらに高くなるので、なおさらです。

でも子は通塾を楽しんでいたし、先生からは期待されているしで、なにがなんでも継続しなければならないみたいな雰囲気になってしまい、冬期講習くらいからはかなり緊張感のある日々でした。

そして1月になり、冬期学力診断テストを受けました。

結果は、5位!

見事に、A特待を継続して見せたのでした。

今度の特待期間は2月~7月です。

予習シリーズ4年上×4科目で20,000円程。月会費・組分けテスト代で毎月7,000円程が引き続きかかりますが、とにもかくにも通塾を続けることになりました。

➡【早稲アカ小3】冬期学力診断テストーA特待継続できました - ママ塾で偏差値70!

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小4特待生としての半年間

中学受験は小3の2月から本格化します。小3の通塾など、小4と比べるとおままごとみたいなものです。

宿題の量もズーンと増えて、やっているのかいないのか。

子は勤勉なタイプではないので、やらなければならない勉強量と自分が許容できる勉強量の間で常に葛藤があるようでした。なかでも理科と社会の暗記が苦痛だったようです。

それでも先生からの圧に応えるべく、組分けテストではそれなりの成績を出していましたが、理社が足を引っ張り4科偏差値65くらいだったと思います。

小4の9月以降の特待は、6月の全統小か8月のトップレベル模試で超好成績をとる必要があります。偏差値70くらいは必要です。

全統小は理科が撃沈でいまいちだったし、トップレベル模試で上位に入るとは思えなかったので、親子ともども、ここら辺が潮時かなと思いました。

退塾へ

面談でのこと

退塾にあたっての面談では、経済的な理由を一番に上げさせていただきました。

理由はそれだけではなかったのですが、そう言えば一番引き止められないと思ったからです。

算数のみの単科受講を勧めていただいたりもしましたが、それもお断りしました。

突然の通塾からの怒涛の1年間で、親子ともども疲れ切っていましたね。

もちろん、特待生であることのプレッシャーによる疲れもあります。

しかしそれよりも、寒い中塾の帰りが遅いことや常に宿題に追われていることに疲弊していて、いったん立ち止まりたかったというのが大きいです。

こんなことを3年以上も続けて難関私立中学を受験する方たちはすごいと思いました。

早稲アカの先生方は、子に対してもわたしに対しても最後まで真摯に対応してくださいました。

ほんとうに貴重な経験をさせていただき、早稲アカにはとても感謝しています。

➡【早稲アカ】特待生の退塾ー円満退塾できるのか⁈ - ママ塾で偏差値70!

小5・小6の特待とは

小4後期以降、小5・小6の特待は小3とは比べ物にならないほど狭き門です。

全国統一小学生テストでの決勝進出や、組分けテストでSコース1組の常連など、雲の上のすごい人たちですね。

子はそこまで手が届かなかったけれど、上には上がいるということを知り、自分には及ばない努力と才能の世界があるということを知り、謙虚さを学ぶことができました。

良い経験だったと思います。

 

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