子が小3の10月に、はじめてサピックス・オープンを受けたときのお話です。
無料の公開テストはなるべく受けさせて来ましたが、サピックスのテストは初めてでした。というのも、サピックスのテストはすべて有料なんですよね。入室テストでさえも。
難しいんだろうな~と思いつつ気になっていたので、3240円を支払って初挑戦してみました。
会場にて
わが家から一番近い校舎で受けました。入口には明るく笑顔の警備員さんが立っていました。中の受付の人も、これまで行ったどこの塾よりもにこやかで親切。サピは殿様商売と思っていたので、意外でした。
受付で受験票をもらうと、子どもだけが教室へ。保護者はいったん解散で終わる時間にお迎えに来るように言われました。
子どものテスト中、保護者会という名の勧誘活動はありませんでした。
1時間半ほど時間をつぶして迎えに行きました。
撃沈・・
おなかをすかせた子となにか食べて帰ることにしましたが、子の顔色が冴えません。
「どうだった?」と聞くと
「算数、全然できなかった・・。半分くらいかも。国語は、普通にできたと思う。」
「虫食い算、でた??」
ネットで虫食い算がよく出るという情報があり、朝一応アプリを探してやってみたりしたので。
「虫食い算なんて出なかった。計算は一個も出なかった。」
問題見せてと言っても、ダメと言って見せてくれません。そして泣きそう。
うんうん、そういうこともあるよ。学力というのは、右上がりの直線で上がっていくわけではないよ。階段のように、あるいはギザギザに上がったり落ちたりしながら、でも必ず上っていくんだよ。投げ出さないで勉強を続けていれば、またぴょーんと上がるから。
なんて慰めながら、ご飯を食べて帰ったのでした。
テスト内容
算数
帰って、放り出してあるリュックの中からテスト問題を取り出し見てみると・・どこかで見たことのあるような問題が並んでいました。
これは、きらめき算数脳!!
『きらめき算数脳』とは、サピックスが出している問題集で、オールカラー・パズルのようなゲームのような楽しい問題がつまっているものです。
子は3年生になって「小学2・3年生用」をやっていたのですが、あまりにできなくて一時保留にしていました。
めんどくさがらずによーくよーく考えないとできない問題ばかりなので、論理力とか根気とかがもう少し育ってくれるのを待っているところでした。
大問が4つ。1問目からして、一筋縄ではいきません。早稲アカ・サマーチャレンジテストや全国統一小学生テストの最後の問題レベル。
解答用紙を持って帰ってきていないのですが、Web上で採点前答案が見れるようなので自己採点してみると・・7★点/150点満点。
本人の予想通り、半分くらいでしたね。
子と相談し、『きらめき算数脳』の年長さん用のものからやっていくことにしました。
苦手なタイプの問題に取り組むきっかけになったのなら、受けて良かったと思います。
きらめき算数脳(入学準備〜小学1年生 ずけい・) (サピックスブックス) [ SAPIX ]
きらめき算数脳(小学2・3年生) (サピックスブックス) [ SAPIX ]
国語
国語も、難しかったと思います。
1⃣はいきなり長文読解、物語文です。文章が4ページと問題が4ページで14問、合計8ページもあります。14問のうち記述問題は3問。
2⃣は慣用句。
3⃣は漢字。しかし普通の出題ではなく、熟語しりとり?のような問題です。
こちらも、サービス問題は1問もなし。
長女は、記述問題以外はすべて正答していました。記述は採点基準がわからないので抜きにして考えましたが、120点前後でしょうか。
結果は13日15時からWeb公開されるそうです。
追記:テスト結果
2科 20★点/300点満点 偏差値71.★
4★位/2272人
算数 7★点/150点満点 偏差60.★
28★位/2272人
国語 12★点/150点満点 偏差値75.★
★位/2272人
予想していたよりもだいぶいい結果で拍子抜けしました。
算数の平均点はなんと51.8点。