昨日は日能研の全国テストがありました。
あいにくのお天気だったので、キャンセルした方もいるかもしれませんね。
わが家の方は雨でしたが風は吹いていなかったので、なんとか受験できました。
テスト内容
国語
1⃣お年寄りとの交流会で、みんなが楽しめる「出し物」の内容を考える問題。その「出し物」のした理由も。
2⃣交流会のあと、施設のおばあさんから届いた手紙。問題は、手紙の中の漢字の「読み」5問。
3⃣おばあさんからの手紙の返事。問題は手紙の中の漢字の「書き」5問。
4⃣物語文の読解問題。
忘れ物の多い男の子のお話で、問題文は約4ページ。問題は10問。忘れ物に気づいて慌てる場面など子どもだったらだれでも経験のあるような物語で、問題文だということを忘れて感情移入してしまいそうです(笑)。
自分だったらどのような作戦を立てて忘れ物をしないようにするかという問題があり、ほほえましい解答がたくさんありそうです(^-^)。
1⃣と4⃣の記述問題で採点基準がどうなのか、というところです。
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算数
1⃣=、<、>の記号を使った計算問題。
2⃣文章題 ⑴ひき算 ⑵わり算 ⑶「何番目」の問題 ⑷時計の問題
3⃣「長さ」に関する変わった問題。問題用紙の長さが書いてあって、それではドッジボールはだいたい何センチくらい?30センチくらいのものはなにがある?
長女は「タブレット」と答えていますが、うちのタブレットそんなに大きくないし(笑)。でも30センチのタブレットもあるかもしれないからマルなのかしら。
長さや単位を、丸暗記でなく体感しようっていうことなのでしょう。
4⃣たし算とひき算の「種類」に着目。
①ふたつの数を合わせる場合
②ひとつに、もうひとつを加える場合
を明確に区別します。それって意味あるのかな?なんか哲学的ですね。でも、わかった方がいいのは確かですね。
5⃣パズル問題
6⃣さまざまな条件がある中で、順位を決める?問題。その条件がまた甲乙つけがたく、長女の解答は「練習をたくさんしたこの子を褒めたいから」という感情論になってます(笑)。問題文にはどの決め方が正しくて、どの決め方がまちがっているということはありませんと書いてありますが、どのような基準で採点するのでしょうか。
国語の問題同様、自分なりに考えて書く問題が多いですね。
7⃣図形問題。積み重ねた直方体を、うしろから見たら?という問題が3問。これは普通に難しいです。
長女が、「一番最後の問題まちがえた~。」と嘆きながら帰ってきたのはこの問題だったようです。
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全体の感想
一見簡単そうに見えて、実は難問が隠れているという印象です。
日能研のテストでは、答えがひとつではない問題がでるのが特徴ですね。「未来をつくる学びテスト」も「マイファーストテスト」もそういう問題がありました。
難しさやテクニックではなく、本質を理解することや自分の頭にある材料で考えることを促してくれています。
4年生くらいまでは、それが大切なのではないかと思います。
9月に日能研に入った当初は「簡単すぎて長女にはつまらいのでは」などど思っていましたが、むしろ長女にはこういうことが必要なのかもしれないと思い始めました。
ほんとうに突き抜けて賢い子には、日能研の授業は必要ないかもしれません。
でもわが家の長女のように「ただ計算が速い。頭の回転が速い。」「賢いけれども、なにかが足りない。」みたいな子には、あえてゆっくりと掘り下げる勉強をした方が、のちのち伸びるのかも。学力の根っこの部分をしっかり育てないと、大きな木は育ちませんから。
そんなことを考えさせられたテストでした。
結果は24日に出るようですので、わかったら追記します(*^^*)。
追記:テスト結果
国語 12★点/150点満点 39★位/8273人
算数 11★点/150点満点 111★位/8273人
2科 24★点/300点満点 56★位/8273人
記述問題が全然ダメでした~(T_T)。
書いてはあるのですが、問題に対する答えとしての根拠であるとか、説得力の点で評価されませんでした。採点キビシイ。
出題範囲の広い公開テストを受けると、その子の得意と苦手がほんとうによくわかります。
今回の結果も、今後に生かせていけたらと思います(*^^*)。
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