幼児教育の見本は『お受験』
幼稚園児のお勉強と言えば、ひらがなやたしざんですね。
小学校で習うことを一足先に覚えておけば、自信になるし、より早くもっと先へ進めるのでとても有効なアドバンテージになります。
一方で、小学校では習わない、幼児期独特の単元があります。
それはおもに私立小学校のお受験で出題される分野になるのですが、お受験しない場合でもやっておくと脳が鍛えられます。
小学校の義務教育では計算などの技術的なことが中心になりますが、お受験分野では「知能」の高さを問われます。
幼児期に「知能」を高めておくことが、のちの応用力につながっていくのではないでしょうか。
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「つみき」を数えよう
その中で、わたしが(勝手にw)一番重要と思っている単元が「つみき」です。
いわゆる立方体が積み重なっていて、奥にあって見えないものも合わせて数えようというものです。
8個から始めるのが良いでしょう。
3歳児でもできるとありますが、小さい子に教えるのは大変なのでわが家では年中さんから始めました。
こぐま会「ひとりでとっくん」
こぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズを使いました。
8個のつみきは4-4で積み重ねると大きな立方体になります。
表紙の絵のようにランダムに積み重なっていても、頭の中でずらして大きな立方体にできれば8個だということを覚えます。
次に、10個くらいまでのつみきを数える練習をします。
はじめは実際にやってみないとイメージがわかないので、このようなシンプルなつみきはあった方が良いかもしれません。
ピグマリオン
ピグマリオンは「ひとりでとっくん」シリーズよりも全体的に難易度が高いので、わが家では年長さんになってから始めました。
次女はいま、「積み木の数①」に取り組んでいます。
ひたすら積み木を数えていくだけなのですが、6個・8個・12個などはかたちで覚えて、ひとつやふたつずれていても脳内でずらして瞬時に数えられるようにします。
ときどき、こんな落とし穴が。
真ん中の問題、中央の奥は見えないのであるのかないのかわかりません。
わからないときは、「ない」ものとするのがルールです。
「積み木の数②」では20個くらいまでのつみきを数えます。
こんな↓ポスターがあるので、わが家ではトイレに貼っています。
幼児だったらここまでできればひとまず良いのですが、ピグマリオンのシリーズではさらに上級編があります。
ブロック推理
「ブロック推理①②」は、つみきをある方向から見たときにどう見えるかを答えます。
これはまぁ、ゆっくり考えればわかります。
「ブロック推理③」は、3方向から見た図があって、いったいつみきはいくつあるのか答える問題です。
これはちょっと、わたしは頭がこんがらかってしまいますね・・。
脳内で「2次元➡3次元」の変換作業をするわけです。
小学生になってからですが、長女は最後まで取り組みました。
子どもの方が意外と得意だったりします、こういうのは(^-^;。
まとめ
子どもの頭がカチンコチンになってしまう前に、「見えないものを補える」ようにしてあげたいと思います。
義務教育は、生きていくための実務的なことを教えるだけで手一杯です。
プラスαの部分は、家庭教育にかかっているなぁと思います。
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