体操はお金の無駄?
わが家の子どもたちは、とある大手の体操教室に3人とも通っています。
体操教室でどんなことをしているのかというと、おもに鉄棒・跳び箱・マット。
トランポリンや縄跳び・平均台なんかも時々しています。
小4の長女は小学生クラス、年長・年少の二人は幼稚園児クラスです。
3人とも、楽しんで通っています。
先日、下の子たちの練習を見に来たこともあるわたしの母に、「体操教室は、あれはお金の無駄よ。」と言われてしまいました。
わたし自身、心の片隅でそうかもしれないと思っていたので、少し考えてしまいました。
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無駄だと思った理由
3人の体操を始めた時期ですが、
- 長女・・・小4の秋
- 次女・・・年長の春
- 長男・・・2才
となっており、歴は現在4才の長男が一番長いことになります。
長女は、まだ始めてから3ヵ月しかたっていません。
しかし、当然といえば当然ながら、進級度合いは長女が一番上。次女・長男と続きます。
つまり、体操を習っていてもいなくても、子どもは体の成長とともにある程度できるようになる、ということです。
逆に、どんなに早く始めても、体の成長が追いつかなければ先に進むことはできません。
よほど才能がある子なら、小さくてもどんどん進級します。そういう子にはさせてあげるべきでしょう。
でもわが家の子どもたちの運動神経は普通レベルです。
通っても通わなくても同じなのかな?という疑問が、脳裏をよぎります。
最近の子は、鉄棒や縄跳びで遊ばない
わたしはかなりの運動オンチですが、小学校低学年のころは鉄棒にハマって、放課後の校庭でいろいろな技を練習しました。
空中逆上がりや前回り、足掛けまわりやダルマまわり、座りまわりやグライダーなど今考えると恐ろしい技にも挑戦していました。
友だちの間で流行っていたのでしょう。
だれにやれと言われたわけでもなく、遊びの一環として練習していたのです。
同じように縄跳びも、二十跳びやあや跳びなど自分で練習しました。
でも最近は、公園でも校庭でもそういう遊びをしている子は見ませんね。
なぜだかわかりませんが、いまの子どもはそういう遊びをしないようです。
中学年になっても、逆上がりができない子も多いようです。
親がおすすめしても強制しても、子どもはなかなか練習してくれませんから、体操教室に入れてしまうしか方法がありません。
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学校の体育の授業の実情
学校の先生は、全員が体育大学を出ているわけではありません。
おそらくどちらかというと、運動より勉強が得意だった方が多いのではないかと思われます。
そういう大人が、空中逆上がりとかできるのかしら?とわたしは常々疑問に思っていました。できる児童が見本を見せるのかな?
そこで小4の長女に聞いてみました。
「先生?できないんじゃない?お腹でてるし(笑)。体育のときは、プリントを見てやるんだよ。」
プリント⁈
せめてビデオとか動画ではないのか。
「めっちゃわかりづらいよ。たまに友だちがやって見せてくれることがある。」
というわけなのです。
先生はご多忙なので仕方ないですから、体育は専門の先生が担当した方が良いのではないでしょうか。
で、実際に子どもたちがやってみるときにも、先生は見ているだけです。
体操教室のように、跳び箱の横で見守ってくれたり、落ちそうにな時に支えてくれるわけでもありません。
長女のクラスメイトは、跳び箱に激突して鼻血を出し、怖くて跳べなくなってしまったそうです。
先生は専門ではありませんから、これも仕方ありません。
仕方ないとはいえ、このような状態ですから、まったく期待できません。
体操は、大けがにつながる可能性もある怖いスポーツです。
わが家の子どもたちには、学校の体育では無理しないように言っています。
無駄ではないという結論
考えてみて、必須とは思わないけれど無駄というわけでもないという結論に達しました。
3人の中で最初に体操を習い始めたのは長男ですが、その理由は「男の子だし、バク転とかできたらカッコいいかも。」という安易なものでした。
それを見ていた次女が「楽しそうだから、わたしも!」となり、長女も続きます。
真面目な性格の次女は、家でも自主練をして逆上がりができるようになりました。
長女は、学校で苦手だった体操が上達していくことがうれしいらしく、とても張り切って通っています。
長女はとくに、これからからだが重くなっていく時期なので、全身運動の習慣があるのは良いことだと思っています。
わが家では、子どもが希望した習い事はできる限りさせてあげて、やめたくなったらやめてよいという方針です。
3人そろっての体操通いは、もうしばらく続きそうです(*^^*)。
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