奨学社『ハイレベ100小学1年こくご』とはどんな問題集?
年長次女、夏休みから始めていた『ハイレベ100小学1年こくご』を終えました。
ハイレベ"100"という通り、100ページ(+復習テスト)もあるボリューミーな問題集です。
次女は平日のみ1日1ページ進めていたので、約5か月で終了しました。
「国語」と表する一般的な問題集がそうであるように、この問題集も
- 語句
- 文法
- 読解
の3つの分野にわかれています。
厚みを見てみましたが、だいたい同じ。3分の1ずつです。
国語というと読解問題のイメージが強いですね。
100ページの問題集のうち60ページ以上語句や文法の問題ばかり続くと、「いつまで助走してるのかしら」みたいな気分になってきてしまいますが、語句や文法もとても大切です。テストにも、必ず出ます。
勉強しても得点の上がりづらい読解と違って、語句・文法は努力が報われやすいところです。
「助走」と思わずに、低学年から基礎をしっかり!ですね。
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語句
語句の単元は、ひらがな・カタカナ・漢字・「てにをは」・小さく書く字・語彙となっています。
漢字は1年生で習う漢字80字が10ページくらいにまとまって出てくるので、一通り勉強した後でないと難しいです。
- 花に水を〇〇。(やる)
- たき火が〇〇〇〇ともえる。(あかあか)
- くさが〇〇〇〇とはえる。(ぼうぼう)
など、1年生にしてはハイレベル?な語彙が出てきます。
カタカナの単元で、外来語を選ぶ問題も難しかったようです。
文法
文法の単元は、ていねいな言い方・言いつける言い方・ことばのつながり・句読点・かざりことば・こそあどことばとなっています。
この問題集で、一番大変だったのが文法でした。
ことばのつながり
接続詞のところがいまいちわかっていませんでした。
「だから」ときたら、思った通りのことがくる。
「しかし」ときたら、思ったのと違うことがくる。
それはわかっているのですが、「そして」「それに」「さらに」「なぜなら」などたくさんの選択肢が増えると混乱。
句読点
「。」が句点で「、」が読点です。
句点はともかく、読点を打つ位置って難しいですよね。
わたしもこうして文章を書いていて、どこに読点を打てばいいのかいつも迷います。
こそあどことば
「こ」は、自分の近く。
「そ」は、相手の近く。
「あ」は、どちらからも遠く。
「ど」は、わからないとき。
という基本的ルールを覚えることがひとつ。
そして、「こそあどことば」が指しているものを見つけること。
はじめは壊滅的でしたが、「こそあどことば」の問題を10ページくらい解いたので徐々にわかってきたと思います。
「こそあどことば=指示語」はどこまでもついてくる重要単元なので、別の問題集でもう一度くらい触れておきたいです。
読解
読解の単元は、詩・手紙文・日記・物語文・説明文です。
どの単元も、1年生の問題なのでそんなに難しいことはありません。
ただ、答えを書くときは問題文に書いてある通りに書くという大原則を徹底しました。
カタカナだったらカタカナ、漢字だったら漢字でというように。
4年生くらいのテストでも、その写し間違いで点を落とすことはよくあります。
低学年からきちんとチェックする癖をつけておいた方がいいですよ。
次の問題集は
一年生の単元、もう一度くらいはまわしておきたいので(特に文法)、次は『トップクラス問題集こくご1年』に進むことにしました。
こそあどことば、ちゃんと覚えてるかしら・・。
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