集団指導ってだれのため?
もうすぐ5年生になる長女は、公立中高一貫校受検を目指しています。
3、4年生の間は、早稲田アカデミーや日能研で集団授業を受けてきましたが、そろそろ志望校にあった塾に入ろうと思っています。
たくさんの塾で、集団指導による「公立中高一貫コース」というのがあります。そこに入ってカリキュラム通りに進むのが王道なのかもしれません。
しかし、これまで各塾で集団指導を受けてきた経験から、それがベストなのか疑問に思う気持ちが出てきました。
本命の塾を選ぶにあたって、まずは集団指導で感じてきた良さと不満をまとめてみたいと思います。
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集団指導のメリット
メリットは2つです。
1つ目は、仲間・ライバルの存在。
とくに低学年は、勉強の目的がまだ明確でありません。
小学校の友だちは遊んでばかりなのになぜ自分は勉強しないといけないのか、と子どもが感じている場合、集団指導で勉強仲間を見つけられることはメリットです。
学力別のクラス構成なら、ライバルを見つけて切磋琢磨することができます。
2つ目は、一定のペースで進める強制力。
学ばなければならないことは山ほどあります。
カリキュラムに沿って決して立ち止まらず進んで行くことによって、必要な学習を網羅できます。
宿題やテストなどにより、強制的に勉強させる仕組みも整っています。
集団指導のデメリット
デメリットは2つです。
1つ目は、とにかく無駄な時間が多い!
これは、授業の質が悪いという話ではなく、すでに解っていることを時間をかけて説明されてしまうということです。
子ども一人ひとり、解っているところ・解らないところは違います。
規模の大きな塾で細かい学力別編成になっていれば、少しは無駄が少ないかもしれません。
でも、理解度は本当に一人ひとり違うので、授業内容との誤差がなくなることはありません。
子どもは授業中、少なからず無駄な時間を過ごしているということになります。
解っていることを説明されて、解らないことはそのまま・・なんてことが日常茶飯事なのが集団授業です。
2つ目は、勉強以外に気が散ってしまうことです。
これは子どもの性格によるかもしれませんが、わが家の長女の場合はそうでした。
先生・クラスメイトとの面白おかしいやり取りばかりに注力して、肝心の勉強内容が頭に入っていないようなことがよくありました。
塾を楽しんでいることが、かえってデメリットになってしまうという結果でした。
塾の先生はトークが上手だし、塾の友だちは学校の友だちとは違う楽しさがあるようです。
楽しそうに通っていても、じつは遊んでいるだけ!ということがあるかもしれません。
まわりの友だちが大騒ぎしていても、静観できる真面目な子どもならいいんですけどね(^-^;。
個別指導を選びました
以上の理由から、長女を個別指導の塾に入れることにしました。
授業の方針としては、基礎的な学習は家で済ませ、演習問題も家で進めて、解らなかったところのみ教えてもらうという効率的なものになりそうです。
個別指導のデメリットはまだよくわかりませんが、思いつくのは講師がアルバイトの大学生・・ということでしょうか。(そうでない場合もあります。)
個別指導では講師の変更をお願いすることも可能ということなので、相性のいい先生との出会いがあるといいなと思います(*^^*)。
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