以前、分数を楽しく学ぶおもちゃやアプリについてこちらの記事に書きました。
この『分数マンモス』というアプリ、分数のたし算ひき算がゲームで学べる優れものなのですが、『2』が出たのでご紹介します!
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『分数マンモス2』は分数のかけ算
『分数マンモス2』は、3つのステージに分かれています。
1.分数
ひとつ目のステージは、分数の概念の復習。
紫ピンクのカタツムリが新たに加わりました。殻にタッチすると首が伸びて氷をせき止めたり掴んだりして、動きをコントロールできます。
(引用)
この場面では、3分の1と4分の1を見分けて左右の溶岩をそれぞれ消します。
手順としては、まず真ん中のカタツムリの殻にタッチして首を引っ込めると氷がすべり落ちるので、左の溶岩が消えます。
次に、一番左のカタツムリの殻にタッチして首をびよーんと伸ばし、右の溶岩へ向かう道を作ります。
そのあと右のカタツムリの首を引っ込めると氷がすべっていって、右の溶岩を消します。
(引用)
上の場面では、かたちを見れば同じ大きさかどうか判断できますが、後半になると見た目でなく数字だけで分数を理解するようになります。
2.分数のかけ算
ふたつ目のステージは、いよいよかけ算です。"食べたものを複製するゆうれい"の登場です。
(引用)
左の大きな口を開けているゆうれいに氷を食べさせると、右の3匹のゆうれいがそれぞれ同じ大きさの氷を吐き出します。
3倍してちょうどいい大きさの氷を食べさせないといけません。
上の氷は4等分と6等分に切れ目が入っていますが、右の6等分の方を選んで6分の1を2回食べさせるか、3分の1に切って食べさせるかします。
(引用)
慣れてきたら、今度は小さなゆうれいが合体しています。「✖3」という数字で理解しなくてはなりません。
この場面では、石のシーソーが邪魔をして氷をゆうれいに食べさせることができません。そこで
- まず溶岩の上の4分の1を切り取る。
- するとシーソーが傾く。
- 右上の氷の4分の1を切り取ってゆうれいに食べさせる。
- 左の合体ゆうれいが4分の1✖3の氷を吐き出し、残っていた4分の3の溶岩を消す。
という手順でクリアします。
3.公分母(通分)
3つ目のステージは、分母のちがう分数の計算になります。要するに通分です。トビカジキという、氷を等分してくれるキャラが登場します。
(引用)
この場面の攻略は、
- まず真ん中のトビカジキに氷を3等分してもらう。
- 上の3分の1の氷を切り取って右下の石の台に移動させ、右のトビカジキにさらに3等分してもらう。
- そのうちの3分の1(つまり9分の1)のみ落とす。
- 溶岩が3分の1になる。
- 氷をさらに3分の1切り取って落とす。
という手順になります。
(引用)
攻略法を書くのが面倒になってきましたが(笑)、この場面では溶岩をなんとかして6分の5にするわけです。
(引用)
最後には、1より大きな分数というのが出てきますよ。
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4才でも夢中
このアプリ、一番夢中になったのは4才の長男でした。
ヒマさえあれば「マンモス、マンモス!」と言って、やり込んでいたらいつのまにか最後までクリアしていました。
そして当然のように、次女(6才)もクリアしていました。
かんたんな分数はともかく、通分なんてわかるわけがないのにどうしてクリアできているのか不思議です。
なんどもなんども試行錯誤をくり返して、偶然できたところからやり方を覚えて・・という感じだったのでしょうか。
このアプリは「分数のかけ算や通分」という小学校高学年向けの高度な内容を扱っているにもかかわらず、ことばによる説明が一切ありません。
だから4才でも抵抗なく進めて行けたのだろうと思います。
4才がこのアプリを攻略したからといって、分数の計算ができるようになったわけでは当然ありません。
でも、4分の1は6分の1より大きいとか、3分の1と6分の2は一緒だとか、そういうことを感覚として身に付けることができたと思います。
今後、分数のわり算や分数✖分数も取り入れた『分数マンモス3』が出ることを期待しています!
ゲーム自体がとても楽しく、大人がやっても良い頭の体操になります。
有料ですが、スマホに入れておくととても便利なおすすめのアプリです(*^^*)。
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