巷で流行りの『算数ラボ』、わが家でも取り入れています。
この手の問題集としては、これまでも花まる学習会の『なぞぺー』や『チャレペー』などがありましたが、『算数ラボ』は体系的なところが良いです。
被害妄想かもしれませんが、『なぞぺー』『チャレペー』そして『キッズBEE』などは、「おもしろいだろう??」「解きたくなるだろう??」とどこまでも算数好きの目線で作られているところが、算数苦手一家としてはつらいものがありました。
その点『算数ラボ』は、「易しい問題からやってみよう。少しずつ、少しずつ。きっとできるようになるよ!」という励ましの声が聞こえてくるようなスモールステップで、苦手でも着実に階段を上っていける安心感があります。
『算数ラボ』は問題数が多く細かく級に分かれているので、長い修行になりそうです。
※『チャレペー』をあきらめたわけではありません。
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『算数ラボ10級』
- ステージ1(50問)
- ステージ2(40問)
- ステージ3(30問)
- チャレンジ(8問)
に分かれています。ステージ1~3の終わりには確認テストがあるので、実力がそのレベルに達しているか確認しながら進むことができます。
(ステージ1・2の確認テストは、自分でダウンロードして印刷する必要があります。)
ステージ1を始めたころ、簡単すぎて余裕~みたいなことを書いていた気がします。たしかにステージ1・2は幼児用知能ドリルをやったことがある子ならスラスラ解けるレベルでした。
ところが、ステージ3になると初見では半分くらいしか正解できませんでした。難しくてわからないというよりは、しっかり問題を読んでいなかったり、うっかり間違いが多くやり直せばできる問題。
初見でさらっと解けないということは、実力がギリギリということです。
次女の実力は、算数ラボ10級のステージ2レベルということがわかりました。
思考力検定の10級はステージ2くらいの難易度だそうです。ちなみに思考力検定10級は小学校1・2年生程度。
次女の思考力は年相応。公文で3学年以上先をしていても思考力は年相応。そんな気がしていました。妙に納得です。
確認テストの結果
確認テストはきちんと解答用紙もついているので、テスト形式で解いてもらいました。
- ステージ1確認テスト 100点
- ステージ2確認テスト 85点
- ステージ3確認テスト 72点
ステージ2の失点はうっかりミス、ステージ3の失点はほぼ実力不足でした。
このように、確認テストはその子の現在のレベルをかなり正確にはじき出してくれます。問題がよく研究されて、細かく細かく難易度が分かれているからですね。
子どもの実力に釣り合わない難問を解かせようとしても、いたずらに時間が過ぎストレスがたまるだけです。
"ちょうどいい"レベルで立ち止まって練習を重ねることで、次のステージへスムーズに進むことができそうです。
『算数ラボ』は思考力問題の"くもん"みたいですねぇ。
確認テストで間違えた問題は、ステージ中に必ず類題があるのでそこに戻って復習すれば良いのです。
思考力というと地頭勝負なイメージですが、パターンがないわけではありません。こうやって地道に積み上げていくこともできるかな?
『算数ラボ図形10級』へ
『算数ラボ9級』(小3程度)に進むのはまだ不安なので、『算数ラボ図形10級』もしてみることにしました。『算数ラボ』と重複する問題もありますが、やはり"図形"の方が少し難しい気がします。
こちらを1周したら、また『算数ラボ10級』のステージ3に戻ると思います。
最近の算数の進捗についてはこちら。
➡【小1/10月算数】『くもんの単位と図形集中学習3年』終了。
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