ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

子どもが習い事を嫌がる時の対応【事例集】

昨今の子どもは、習い事がとても多くなっていると感じます。

それは親の教育熱であったり、学童代わりの放課後の居場所であったり理由はさまざまだと思いますが、公園で遊んでいる子がめっきり減りました。

習い事の種類も昔に比べるととても多くて、あれもこれもと増えていき、いつの間にやら週のほとんどが埋まってしまうなんていうことも。

子どもが楽しんでいろんなことを吸収してくれるというのが理想ですが、そうはいかないのが習い事であり、子育ての難しさです。

子どもが習い事にすんなり行ってくれないと、生活リズムが狂いストレス爆増です。

行き渋りが始まった時、どのような対応をすればよいのでしょうか。わたし自身の経験から、いくつか紹介したいと思います。

習い事の行き渋りが始まったら・・

教室(先生)・曜日を変える

子どもに行きたくない理由を聞いてみると、習い事そのものが嫌なのではなく、先生が怖いとかお友達が嫌だということがあります。

そのような場合は、曜日を変えたり先生を変えたりすることで解決します。

頻度を減らす

定額フリーコースがある習い事だと、親としてはなるべくたくさん通ってほしいと思ってしまうものです。

でも子どもにとってはほとんど毎日行っているような気持ちになってうんざりしてしまうかもしれません。

たとえば週3回行っているならば、一時的にでも週1回に減らしてみると嫌がらなくなったりします。回数は減ってしまっても、楽しく通う方が身につくような気がします。

別の習い事をやめる

嫌だ嫌だと言っていても、よくよく聞いてみると遊びに行く日が少ないことが不満だったなんていうこともあります。

子どもが嫌だと言っている習い事を親としては続けてほしいと思っている場合、親的に優先順位の低い習い事をやめる提案をしてみるのも一案です。

遊ぶ日を増やしたいという目的ならばそれでかなえることが出来るので、問題が解決できるでしょう。

月謝を払っている分は行かせる

子どものやめたい意志が固いなら、やめさせるしかありません。

その場合でも、今月いっぱいとか来月までとか、月謝分は行かなくてはならないことをしっかりと言って聞かせます。

契約しているものを気分ですぐにやめることはできないし、将来バイトや就職をした時だって辞めますと伝えてから実際に辞められるまでは当然タイムラグがあります。

ただ月謝がもったいないだけでなく、社会のそういう仕組みを知ってもらうためにドロンとかフェイドアウトは絶対ダメよと教えておきました。

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習い事終了の顛末事例集

わが家には3人の子どもがいて、それぞれにたくさんの習い事をさせました。しかし、全員が小学校高学年以上となった現在、習い事の大半はやめてしまっています。

残念ながらやめることになった習い事のうち、印象の強かったものをいくつか紹介したいと思います。

CASE1 柱にしがみついて拒絶!

長女が幼稚園時代、年中から習い始めたスイミングでのことです。長女は真面目なタイプで飲み込みが良く、どんどん進級していきました。

まだ赤ちゃんだった次女を連れて通うのは大変でしたが、本人が向上心を持って取り組んでいるのがわかるので苦労も楽しむことができました。

ところが1年近く通ってクロールに入ったころ、行き渋りが始まりました。進級が早かったので、まわりが小学生ばかりになってしまったことがプレッシャーだったようです。

とはいっても、せっかく上手なのにもったいないと父親が抱えて連れて行こうとするのですが、家の柱にしがみついて嫌がるわけです。

とうとう根負けして退会しましたが、最後2か月分くらいの月謝は無駄になってしまいました。

上達が速かったために続けられなかった残念な例です。

CASE2 親の自己満足だったのかも・・

長男が男の子ということで、空手道場に入れてみました。

本人が希望したわけではないけれど、入れてしまえば何とかなるだろうという目論見は外れ、毎週毎週ウダウダと文句を言われ精神的につらいものがありました。

しかも、練習をのぞいてみたところまったくやる気がなく、ちっとも上達していないのです。

道着その他もろもろ買ってしまったことだしと1年くらい続けさせましたが、結局やめることになりました。

親の願望が先立ち、本人の好みや気質を見誤ってしまった事例です。

CASE3 自分でやりたいって言ったくせに

これまた長男ですが、友達がやっているという理由でそろばん教室に通いたいと言い出しました。

親としては、そろばんの有用性はあまり感じていなかったのですが、長男が習い事を希望するのは珍しいことなので始めさせてみました。

ところがたったの1か月ほどで飽きてしまい、やめたいと言い出したのです。

それはさすがに早すぎだし、先生にも言いづらいし、もう少し頑張れと叱り、それでもぐずぐずと文句を言うのでそれなら自分で先生にやめたいって言いなさいと突き放しました。

まぁ自分で言える度胸はないので、これも結局1年と少し、塾に入るまで続けさせました。

親の願望を押し付けるのも良くないけれど、本人の気持ちを尊重したからってうまくいくとは限らないんですよね。

身につかなくても、無駄ではない

教育ママの性で、ついついたくさんの習い事をさせてきました。

習っておいた方が絶対いいのに!と思いながらたくさん嫌がられてきた中で、結論としては、嫌がるものはやめさせるしかないということです。

でも、たとえ1年でも数か月でも、経験は経験。それをやったことがあるというのは、その子の引き出しが一つ増えたということです。

これは好きではないなと知ることも、その後の選択をするうえで役に立つと思います。

同時に、好きでないことをあんまり長く続けるのも精神的によろしくない気がするので、引き際が肝心なのかもしれません。

私的には、1年が目安です。

子どもたちがそこそこ大きくなり、勉強にほぼ全振りの現在では、習い事は健康維持と本人の希望による厳選されたものになっています。

また、子どもが幼い時に習い事に悪戦苦闘したことで、子どもは親の思い通りにならない別人格なのだということを身をもって知ることができました。

おかげで、これから進路などもっと重要な局面で、子どもの好みや意志を尊重する覚悟ができています。

そんな副産物もあるので、いろいろさせてみて良かったかなと思っています。

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