花粉の舞う季節になりました。
空気清浄機を捨てて以来、はじめての春になります。
もう10年以上使い続けたダイキンさんだったんですけれども、フィルター掃除がめんどうでめんどうで。
フィルターだけでなく空気清浄機自体もホコリがたまるし、空気清浄機のまわりにもホコリがたまるのに堪えられなくなってしまったんですよ。
うちなんて子ども3人がいつだって汚れやホコリを撒き散らしていて、ダイキンさん一つでどれだけ空気を清浄にしてくれているのかわからなかったんですよね。
少なくとも、それがあるからって私の花粉症が良くなるってことはありませんでした。
効果がはっきりと目に見えないものって苦手です。
サプリとか、ちょっといい化粧品とか、初詣とか、パワースポットとか。
まぁ空気清浄機は、フィルターにたまったホコリが目に見えていたんですが、焼け石に水ですね。
そのわりに邪魔。音がうるさい。お手入れ面倒。
だから空気清浄機さん、ごめんなさい。一緒にはいられない。
同様の理由で、加湿器も捨てました。
キッチンの食洗機もディスポーザーも、壊れて以来それっきり。
こちらはビルトインで捨てられないので、遺跡と呼んでます。
今シンクの上の蛍光灯が切れかかっているんですけど、交換するのが面倒なのでなくてもなんとかならないか検討中。
ちょっと暗いのに慣れれば、交換という作業から一生解放されるなんて魅力的です。
お手入れが必要な機械は嫌いだし、壊れた時にめんどくさい機械も嫌いです。
何かが故障すると、直したり買い替えたりするのではなく、なくても平気な方法を考えようとしてしまいます。
基本的に頭のなかでいつもごちゃごちゃと考え事をしているので、視界に入るものやしないといけないことはできるだけ少なくしたい。
ミニマリストなつもりもないんですが、生活において、めんどくさいことを避けることが一番の重要事項です。
あ、友だちもいないんだった。
というわけで、空気清浄機のないはじめての春。
いなくなってはじめて、彼の大切さに気付くことになるのでしょうか。