ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

論点すりかえダイエット

乙女を太らせると厄介です。

 

思春期の女の子は、とにかく痩せたい生き物です。

適正体重だとか健康美だとか、そんなものに価値はありません。

モデルみたいに痩せているのが良いという乙女の価値観を、まずは母親が認めてあげなくてはいけません。

 

大切なのは、太る前!

小6から中1くらいでしょうか。

中学生になると、女の子は脂肪がつきやすくなり、それに応じて食欲も抑えきれないレベルになってしまいます。 

そうなる前に、太らない習慣をつけてあげましょう。

体重が「ちょっと増えたかな」と感じたらダイエットのスタートです。

わが家では、体重調整は間食でするようにしていて、食事は減らしません。

 

しかし、おやつを我慢するのはストレスがたまります。

ストレスをためずにおやつを減らすにはどうしたらいいのか?

そこで考えたのが、『論点すりかえダイエット』です。

前提   おやつの買い置きをしない。

方法1  おやつはお小遣いで買うことにする。

方法2  おやつを作る材料を買っておく。

 

まず、「あると食べてしまう」を防止するために、お菓子の買い置きをやめます。

そして、「おやつはお小遣いで買う」というルールを作ります。

(わが家のお小遣いは報酬制なので、がんばればたくさん稼げます)

すると、子どもは

おやつを食べるか食べないか

ではなく、

自分のお金でおやつを買うかどうか

迷うことになります。または、

寒いから(暑いから)外に出たくないけど買いに行くかどうか

迷ったりもします。

論点が「食べるか食べないか」ではなく、「買うか買わないか」「出かけるか出かけないか」にすりかわり、無意識にダイエットのストレスから離れることになります。

 

たまに私の気が向くと、ホットケーキミックスが買ってあったりします。

あえて、私が焼いてあげたりはしません。

すると子どもは、

ホットケーキ食べたいから自分で作ろうかな、でもめんどくさいな~

と「作るか作らないか」で葛藤します。

「食欲」との戦いが、いつのまにか「めんどくささ」との戦いにすりかわっているのですね。

 

そうやって、おやつを食べるための手順を増やし、ハードルをあげることで、おやつを食べる頻度を減らします。

 

また、食べるのを我慢するのではなく、お金の節約や作る手間の方向に論点を変えてしまうので、食べてはいけないというストレスはどこかへいってしまいます。

 

どでーんと太ってしまうと、間食を控えるだけでは痩せられなくなり、食事を減らすと空腹で大変です。

ダイエットのことばかり考えるようになってしまって、勉強に差し支えます。

 

太る前が肝心なのです。