虫の季節がやってきました。
虫好きの長男も6歳になり、図鑑で眺めるだけでは飽き足らず様々な虫たちを飼うようになりました。
わが家の一員となった虫たちは
- ニジイロクワガタ
- ノコギリクワガタ
- カナブン(死亡)
- ショウリョウバッタ
- ダンゴムシ
- 謎のイモムシ・その1
- 謎のイモムシ・その2
- スズムシ
- カブトムシ
- カナヘビ(虫じゃないけど)
- コオロギ(エサ用)
なんと11種類!
わたしは虫も爬虫類も大嫌いですが、長男が大切にしているので「気持ち悪いけど、これが死んだら長男くんが悲しむんだよな・・」と思うとせっせとお世話を手伝ってしまいます。
長男は虫大好きといってもまだ6歳なので、全部のお世話をきちんとできるわけではありません。
エサはなくなっていないか?
フンだらけになっていないか?
脱走していないか?
心配で、ついつい見回ってしまいます。
エサ用の野菜を長男に渡して換えさせたり、イモムシが好む葉っぱを調達してきたり、ダンゴムシに霧吹きシュッシュしてあげなさいと指示したり、毎日の"虫活動"は虫嫌いのわたしにはかなりのストレス。心身ともに疲弊しています・・。
一番の恐怖・脱走
一番困るのは、虫が飼育ケースから脱走することです。
長男が飼育ケースの蓋をちゃんと閉めておかないので、夜中にクワガタが脱走することがあります。
寝ていると突然「ガタ!!ブーン」と音がするので、「出やがったな!」と気付き急いで夫を起こします。電気をつけて探しすぐに見つかれば良いのですが、ニジイロクワガタのオスが逃げたときは、翌日まで見つからず寝不足になりました。(冷蔵庫と壁の隙間にいました)
バッタは、ちょっと開けたすきにピョンピョンと跳んでいってしまいます。逃げていることに気付かず、次女がクローゼットで遭遇して悲鳴をあげました。
とりあえずエサ
飼育ケースの掃除は、わたしはできないので週末に夫が長男と一緒にしてくれます。
なのでわたしの仕事は、とりあえずエサを絶やさないことです。
虫というのはそれぞれ食べるものが違うので、お好みに合わせてお食事を用意するのが本当に面倒だなと思います。
カブトムシ・クワガタ・カナブン
樹液を吸う虫は、市販の昆虫ゼリーをあげれば良いので一番手がかかりません。長男が自分でできます。
長男が幼稚園で捕まえてきたカナブンにも昆虫ゼリーをあげたのですが、ゼリーの中に頭を突っ込み夢中になって食べていたのに翌日お亡くなりになっていました。
食べ過ぎておなかをこわしたのではないかと思います。
ショウリョウバッタ
バッタといえばイネ科の植物ですが、エノコログサはすぐにしおれてしまいます。瓶に水を入れて生けてあげれば良いのですが、面倒だったのでりんごとキャベツをあげてみたら大丈夫でした。
元気すぎてしょっちゅう脱走するし、何匹かは脱皮までしていました。
ダンゴムシ
ダンゴムシのエサは基本枯れ葉なので、こちらも手がかかりません。乾かないように、時々霧吹きで湿らせます。
コンクリートのかけらを入れてあげると、食べて殻が丈夫になるそうです。
スズムシ
スズムシは雑食です。水分と取るための野菜と、たんぱく質のエサの両方が必要です。たんぱく系のエサが不足すると、共食いを始めるので注意が必要です。
スズムシ専用のエサが市販されていますが、百均の金魚のエサで大丈夫です。
野菜は、楊枝にさしたナスやキュウリが定番ですが、レタスやキャベツのほうがカビが生えにくくて良いようです。
羽をハート形にしてこすり合わせて鳴くのですが、はじめのうちは「リ・・リヒ・・」とあまり上手に鳴けません。子どもたちは「まだ下手っぴだね~」「練習中なんだよ」などと言い合い、「リィィィーン!」と素晴らしい音色が聞こえると「おぉ、ベテラン!」と感心しています。
秋の虫は夜に鳴くイメージですが、わが家のスズムシたちは一日中鳴いています。
謎のイモムシ1
長男が幼稚園から持ち帰った、何になるのかわからない幼虫。ムラサキシキブの葉にいたことから、「ヨスジノメイガ」という小さな蛾の幼虫だということがわかりました。
ヨスジノメイガは、オレンジに茶色のラインが4本入った、それなりにかわいらしい?蛾です。毎日ムラサキシキブの葉っぱを取り換え、居場所を確認するなど一番気を遣いましたが、先日、蛹になっていました。
謎のイモムシ2
スーパーで買ってきたレタスについていた、小さな小さな青虫。こちらは、ごはんがレタスなのでだいぶラクです。
カナヘビ
こちらも、長男が幼稚園で捕まえました。まだ小さい、赤ちゃんカナヘビです。
エサは、コオロギS(50匹480円)。なかなかいいものを食べています。カナヘビの飼育ケースとは別に、コオロギ用の飼育ケースも増えました。
コオロギSは、毎週ペットショップに行くのは大変なのでAmazonで購入することになりそうです。
日光浴のために定期的に外に出すなど、爬虫類は虫よりもワンランク上の手間がかかります。
わが家では、夫が大の爬虫類好きなのでとても熱心にお世話をしています。「日光浴用のライト(日焼けサロンの小型のやつ)が欲しい」など、お金がかかる方向に向かいつつあるので警戒が必要です。
ニジイロクワガタがオス・メスセットで4,380円というのもビックリしましたが、カナヘビのエサ代がひと月2000円というのも予想外です。
虫に囲まれた生活に慣れましたが、心の底では「こんな生活いや~!」と叫んでいる自分がいます。長男のために、今後何年かは我慢するしかありません。