ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

子どもの嘘に気づいたら?

f:id:mamajuku:20190118132258p:plain

次女の嘘(6歳)

先日、次女がわたしに嘘をついていたことが発覚しました。それは、家庭学習でのこと。

次女は、夕食の前か後に1ページずつすることになっているドリルがいくつかあります。かかる時間はだいたい15~20分くらい。

最近、夕食後にすることが多くなっていました。

そのあとはお風呂の時間で、次女が勉強を済ませてから一緒に入りたいのですが、長男が眠くなってしまって早く入ろうと言います。

次女に「終わったら入ってきてね。」と言って先に入ってしまっていました。

ほどなくして、「全部終わったよ。」と次女がお風呂に入ってきます。

わたしがあとで丸付けをすると、全問正解。

ドリルは『ハイレベ100小学1年』の『こくご』と『さんすう』で、年長の次女にはそこそこ難しいはずです。

わたしはいつも次女の勉強を見ているので、どの程度の問題ならひとりで解けるかだいたいわかります。

正解している問題の中に、「これは無理だろう。」と思われる図形問題があって、しかも問題の図がまっさらキレイなまま。試行錯誤の痕跡もないのです。

これはあやしいなぁ・・。

「これ、何にも書いてないのにどうしてわかったの?答え見たの?」とストレートに聞いてみると、はじめは「わかったの!」とすっとぼけていましたがすぐに「ごめんなさい・・」と白状しました。

難しそうだし急いで終わらせたかったので、答えを写したそうです。

「早くお風呂に入りたかったから。」「(終わらないと)ママに怒られると思ったから。」と泣き出す次女。

「いいよ。でもそれはズルいことだからもうしちゃだめ。わからなかったらわからないって言えばいいから。ウソは一番だめなことだよ。」

と叱りながら、わたしはあることを思い出していました。

長女(10歳)がはじめて嘘をついたのも、6歳の時だったなぁ。

長女の嘘(6歳)

長女は6歳(年長)のときに、視力がすでに落ちていました。

本の虫だから仕方ないとは思いつつ、視力アップトレーニングなるものに取り組んで悪あがきしていました。

それは、えんぴつを手にもって目の前で前後に動かし目で追うというもので、朝昼晩2分ずつさせていました。

慣れてきてからは、自分でストップウォッチをセットしてやっていましたが、ある日ふと気付くとなんだか終わるのが早い?

あやしいのでストップウォッチをチェックしてみると、1分にセットされている!

「こらー!!1分になってるじゃない!2分やったってウソついてたの?信じられない!嘘つきは泥棒の始まりなんだよ!!」

とそれはそれは烈火のごとく怒りました。

次女の時と対応が違いすぎるのは、日ごろの行いというのもありますが、二人目という母親経験値の違いがあると思います。

スポンサーリンク

 

嘘をつくのは、賢くなった証拠(誰でもつく)

長女が嘘をついたとき、わたしはとてもショックを受けました。些細な嘘かもしれないけど、自分の子どもが嘘をついたという事実に。

長女はすごく悪い子なんだろうか。

育て方を間違えたのだろうか。

わたしは長女に嘘をつかせるほどひどいことをしてしまったのだろうか。

ネットや本で「子どもの嘘」についてたくさん調べました。

すると、いろいろな教育関係や心理学関係の先生が言うには、

嘘は成長過程で誰でもつくもの。保身のため・ラクをするために嘘をつくというのは、賢くなり知恵がついたということ。早い子では3才くらいでつく。

ということなのです。

 そうか!普通のことなのか!むしろ成長の証?

たしかに、大人で嘘を1つもついたことがないという人はいませんよね。

「優しい嘘」というのもあるし、程度の差はあれ、人間は嘘をつく賢い生き物なのです。

気付いて、叱ってあげられるのは親だけ

とはいえ、ついていい嘘といけない嘘があります。その区別は、小さな子どもはまだついていません。

だから、ついてはいけない嘘をついたときは、大人がきちんと叱ってあげなければいけないのです。

嘘をついたらこっぴどく叱られた。

正直に言った方がましだった。

という経験により、悪い嘘はつかなくなります。

逆に、

嘘をついたらうまくいった。

大人をうまく騙せた。

大人なんてちょろいもんだ。

なんていう経験をさせてしまったらとても危険ですね。

「どちらかわからないから信じてあげよう」とか「疑ったらかわいそう」という考えは子どもにとって逆効果です。

わたしは、常に子どもに疑いの目を向けていますよ。( ̄ー ̄)ニヤリ

だって、一番近くにいて一番よく子どものことを知っているのですから、嘘をついたらすぐに気づいてあげられるはず!

信じるより、疑え!

思うんですけど、子どもって親に信じて欲しいなんて思っていないんじゃないでしょうか。

そうではなくて、「弱くても、だめでもズルくても、愛して欲しい。」なんじゃないかなぁと思います。

だから、疑ってもこてんぱんに叱ってもいいんじゃないですかね。

 

わたしが非常に疑い深く、ひとつ疑ったら徹底的に追及して白状させることがわかったので、長女は最近では基本的に嘘はつかなくなりました。

いい子になったということではなく、悪いことをしても悪びれずに堂々と言うようになりました(笑)。

でも、いつか親よりも大切なものが出てきたときには、やはり嘘をつくんだろうなぁ。

それもまた、成長ですね(*^^*)。

スポンサーリンク