12月3日に、日能研の『学ぶチカラテスト』がありました。長女は現在、特別学習支援制度(朝日スカラ)を利用して日能研予科教室に通塾しており、塾生は必修のテストでした。
10月に行われた日能研『全国テスト』は国語・算数の2科目でしたが、今回は総合という科目が加わって3科目でした。
テスト結果を先に書いておきます。
国語 150点/150点満点 1位/5898人
算数 13★点/150点満点 17★位/5898人
総合 100点/100点満点 1位/5688人
3科 38★点/400点満点 4位/5688人
※この結果を受けて、朝日スカラから正規スカラシップ生に昇格しました。
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こんな問題が出ました
国語
1⃣は記述問題。
自分の好きな食べ物を、グルメレポーターのように、「おいしい」「うまい」という言葉を使わずに紹介するという問題でした。
長女が選んだ食べ物はおだんご。
「トッピングには、しょうゆ・のり・あんこ・きなこなどがあります。わたしはしょうゆだんごがすきです。」
と、いろいろなトッピングの中でおすすめのものを紹介しています。
解説によると、ここで大切なのは「見た目」「香り」「食感」などを言葉で表すことのようです。
長女の解答はグルメレポーターというよりおだんご屋さんの店員って感じですが、文章に誤字などの間違いはなく、満点をもらっています。
まだ小3だからでしょうか。甘い採点だなと思います。
2⃣は物語文の読解問題。
漢字問題を含めほとんどの問題は難しくなかったように思いますが、最後に「このお話の続きを考えて書きましょう。」という記述問題がありました。
このような想像力を要する問題は得意不得意がありますが、日能研ではよく出題されます。長女は苦手な方ですが、がんばって書いたようです。
国語の問題は以上、甘々の採点で150点の満点でした。
算数
1⃣⑴計算問題 ⑵虫食い算
2⃣わり算
3⃣⑴㎗やcmなどの単位を使ってあらわされている量が、実際どのくらいなのかを問う問題。⑵「ものさし」と「まきじゃく」の違いを説明する記述問題。
4⃣円
5⃣くじ引きのやり方を説明する記述問題
解答によると、くじ引きのやり方を詳しく説明すれば良いようです。
長女は「まず目の悪い人が先に決める」「おしゃべりしてしまうから女の子同士、男の子同士はとなりにならないようにする」など学校で実行されているであろうやり方を説明しています。ちがう、そうじゃない。
「抽せん」を「注せん」と書いたり字も間違えているし、この問題は減点されていました。
6⃣ハノイの塔(パズル問題)
ハノイの塔というのは、↓こんな感じの3本の杭と大きさの異なる輪っかがあって、
- 全部の輪っかを一番右の杭に移動させる。
- 小さい輪っかの上に大きい輪っかを置いてはいけない。
- なるべく少ない回数で移動させる。
というルールのゲームです。
こちらのサイトで無料で遊ぶことができます。➡ハノイの塔(脳トレゲーム)
数学的な解法はあるのですが子どもは知らないので、あれこれと試行錯誤してがんばる問題です。
日能研のテストでは、テスト時間が終了していったん回収されスキャンされたあと、もう一度配られて10分間考えることができます。
長女は最後の問題を、この10分で正解することができました。追加10分でできた問題は加点されませんが、解ききることができて嬉しかったようです。
粘り強さと集中力がついてきたのかなと思います。
算数は150点満点中、130点台でした。
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総合
この科目の目的は、「特徴に気づき、その情報をもとに筋道を立てて考えること」だそうです。
1⃣推理問題
2⃣海の生き物の特徴とその生態
3⃣大むかしの生き物の特徴から、生態を考えて説明する問題
+〈課題〉
発見された新種の生き物2種のうちひとつを選び、いくつかの情報から生態を筋道立てて考え、書いてみる。その姿を絵にもあらわす。
生きものが好きかどうかで差が出そうな問題でした。生きもの好き、図鑑好きな子なら簡単だったのではないでしょうか。
夢のある問題で、長女の解答もかわいらしいものでした。100点満点。
日能研のテストは、テストなのに自由な発想を求められたり、頭がカチコチにならなそうで好きです。
適性検査型の学校を受ける可能性があるなら、慣れておくと良いかと思います。
その他の公開テストの情報はこちら➡【小1小2小3】無料の公開テスト・模試一覧!
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