朝は計算マスター
次女は現在、まとまった朝勉強はしていません。
夜は遊んでしまって少ししか勉強できない日も多いので、朝型にしようかな~と迷うのですが、わたし自身が朝弱いので二の足を踏んでいます。
しかし、朝食の後、わたしが次女の髪を編んだりしている間に『計算マスター4年』だけは終わらせるようにしてもらっています。
日能研のベストセラーである『マスター1095題 一行計算問題集 4年 』は、3年生用が終わり4年生用をしています。
1日3問×365日=1095題なのですが、見開きでコピーして使っている都合上、1日に4日分(12問)解いてしまっています。
3問の制限時間は5分となっていますが、次女は12問を10~15分で解いているのでスピードはある方なのかなと思います。
正答率は、全問正解は2週間に1回くらい。たいてい1~3問くらい間違えます。
写し間違いやケアレスミスが多いのは、登校前で急いでいるせいもあると思います。しかし、ダラダラでなく時間を意識して解く練習になるので今のところはこのままで良いことにしています。
だんだんと、正答率が上がってくればいいなと。
スポンサーリンク
低学年のうちに高度な計算力をつける
計算マスターを解くときは、ただ解くのではなく「計算の工夫」を意識します。そのような問題が多いです。
学校や公文で習う以上の難しい計算問題を「早く」「正確に」解くには知っておくべきコツがあるので、いかにラクに解くかを考えさせながら進めています。
中には、工夫できそうでできない面倒な問題もあり悶絶しますが、諦めて地道に計算してみると意外とシンプルな答えになってスッキリします。
順番を変える
- 46.2-19.3+50.8=
- 320×582÷160=
たし算とひき算、かけ算とわり算は順番を変えることができます。上の問題の場合、46.2+50.8、320÷160を先に計算しなくてはなりません。
こういうのは「しなくてはならない」レベルの工夫だと思うので、順番に計算なんてしていたら「ダメ―!!」と怒ります。
まとめる
- 12.75×28+37.25×28=
(12.75+37.25)×28にしなくてはなりません。
この問題のようにスッキリまとめられると、気持ちが良くて工夫するのが楽しくなるようです。
ゼロの処理
- 700×808
- 462800÷5200
かけ算では、ゼロはいったん考えないで計算し、あとで足します。かけ算を筆算するときは、桁の少ない方を上にした方が早くできます。(上の場合は、808×7にする。)
わり算では、同じ数だけゼロを消して計算します。商はそのままでいいけれど、あまりを出す場合はゼロを戻さないといけないので注意。
大人にとっては当たり前かもしれませんが、子どもは意外とゼロを大量に書いて筆算をややこしくしていたりします。筆算がごちゃごちゃするとミスを誘発するので、早い段階から覚えたい処理です。
▢のある式
- 6×(97-8×▢)-68÷17×5=34
- 5973÷▢=17あまり23
あらゆるパターンが出てくるので、複雑な式のどこに▢があっても解けるようになります。
大カッコ中カッコ小カッコ
- 36+[{68-(20-12)×5}÷7+11]×6=
大カッコなどというものはめったにお目にかかりませんので、練習する貴重な機会です。
円周率3.14の計算
算数検定の対策で、円周や円の面積も教え始めています。
自分が受験生だった時、×3.14の計算は一桁や16、25などのよく出る数は覚えてしまっていました。
覚えようとして覚えたわけではありません。それだけ、たくさん円の問題を解いたということです。
まだ3.14を使い始めたばかりの次女は、いちいち小数のかけ算をするのが面倒でつらいようです。文句タラタラです。
覚えてしまうとラクなのですが、わざわざ暗記するのは大変。なので、なるべく面倒くさくなく、早く覚えられるようにする工夫を考えました。
- まず、式をたてたら3.14以外の部分を先に計算する。
- 3.14を含むかけ算の筆算をするときは、必ず3.14を上にする。
すると、3.14×1桁の答えを見る回数が多くなるので、早く覚えられるのではないかと思います。
とにかく暗算しようとする
次女は、筆算が嫌いでなんとかして暗算で解こうとします。そのせいでかえって時間がかかったり、ミスすることもあります。
「ちゃんと書きなさい!」と言いたくなりますが、今のところは放置しています。
これは暗算じゃ無理っていうのはわたし個人の限界であって、次女はがんばって暗算することで限界を超えていくことができるかもしれません。
ミスはない方が良いですが、ミスをしながら学び、できることが増えていくならその方が良いかなと思います。
たとえば、次女は分数のたし算やひき算で、通分の過程を書きません。文章題の式も書きたくないし、分配算はできる限り線分図を書かずに解こうとします。
そしてけっこう正解したりするので、わたしにはできないけれど次女には出来るんだなと思って、「すごーい。」と褒めます。
半年前は、『計算マスター4年』はちょっと無理そうという感じだったのに、いつのまにか適正レベルになっていました。
計算マスター は1冊の中でも「前半」「中盤」「後半」と少しずつ難易度が上がっていくので、毎日の積み重ねで着々と計算力がついていくのを感じています。
四則演算・分数小数(小6まで)を習得したら、ぜひとも取り組みたい超おすすめの計算ドリルです。
➡【小1/3月】公文をやめたあとの計算練習 - ママ塾で偏差値70!
スポンサーリンク