小1次女。
年長の2月から小1の1月まで約1年間公文教室に通い、算数はF教材のはじめの方で脱落しました。分数はほぼマスターしたけれど、小数はまだというところでした。
その後、家庭学習の中で計算練習を続けています。
公文では先に進んだら後ろは振り返らないので、忘れかけている部分もありました。これまで進んだところの復習をしつつ、未習である小数の計算を教えています。
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計算マスター
長女が小5の時に『計算マスター6年』(通称)を使っていました。
学校や公文で習うような基本的な計算をどんなに速くできても、中学受験レベルの複雑な計算問題に対応できるわけではありません。
長女もはじめのうち3問に1問は間違えていましたが、半年くらい続けていたらほぼ間違えなくなりました。
次女は何年生から始めようかと、3年・4年・5年すべて購入して比べてみると
- 3年・・ちょうど良さそう
- 4年・・ちょっと背伸び
- 5年・・無理
ということで3年と4年で迷いましたが、復習を兼ねて3年から始めることにしました。
内容は
- 4桁4桁のたしざんひきざん
- ÷1桁、×1桁
- 簡単な分数・少数
- 時間や長さの計算
- ▢のある式
など無理なく進められ、家庭学習のオアシス的な存在になっています。
計算マスターは1日分が3問×365日分で構成されていますが、簡単なので1日4日分(見開き1ページ)ずつ解いています。時々休む日があっても、夏休み前には終わる予定です。
百ます計算2
普段はしていないのですが、休校中は時間があるのでかけ算部分をさせてみました。2桁×1桁(46×7とか)が100問です。
はじめ自由に解かせてみたら、姑息なワザを使っていました。×1から順番に、たし算をしていく方法です。
これではかけ算の練習になりません。が、偶数をかけたときと奇数をかけたときの増え方の規則性など気付きもあるようで、それはそれで良いかと思って放っておきました。
でも、そのやり方だとタイムが一向に伸びません。しかも、1つでも間違えるとそのあと全部ずれていってしまうので、正答率も低くなりがち。
「横着しないで、公文のやり方でやってごらん。それが一番早いから。」
と軌道修正すると、5分以内で解けるようになりました。
公文のやり方というのは、筆算せずに横に計算する方法で、解答欄に1の位から書いていきます。これが速いのです。公文すごい。
ちなみに、ひたすら筆算する力技派の長女と競争させたところ、次女の方が30秒くらい速く公文派の勝利となりました。
陰山英男先生の百ます計算は、『1』が有名で『2』をする人をあまり見かけません。『2』は苦行っぽいので人気がないのもわかりますが、がんばると計算力がとても向上します。
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スーパーエリート問題集
『トップクラス問題集さんすう1年』を一通り終えた後、『スーパーエリート問題集さんすう1年』の難しそうなところだけ抜粋して取り組みました。
そのなかに「たしざん・ひきざんのけいさんとっくん』という単元があり、計算の工夫について勉強することができました。
- 10つくりほう(足して10になる部分を先に計算する)
- うちけしほう(+3と-3があったら両方消す)
- スーパーレジほう(たしざんどうし、ひきざいどうしを先にまとめてする)
の3つが紹介されていて、練習問題もついています。
単元の終わりの方では
882+▢-452-152=408
なんていう問題もあって、▢のある式の▢がどこにあっても使えるようになりました。
『トップクラス問題集』で
でん車に63人のっていました。1つ目のえきでなん人かおりて29人のってきました。2つ目のえきで18人おりて32人のってきました。3つ目のえきで27人おりて36人のってきたので、でん車にのっている人は98人になりました。1つ目のえきでなん人おりましたか。(引用)
という問題があるのですが、▢のある式を使いこなせていないうちは
98-63=35(ふえた人数)
29+32+36=97(のった人)
▢+18+27=?(おりた人)
?は97-35=62だから、▢=17
というややこしい解法(解説通り)を使わなくてはいけませんでした。
それが!
63-▢+29-18+32-27+36=98
という一つの式で解けるようになりました。ラク~。
小数
小数は、そもそもその概念を理解するところからして小1には難しく(小数÷小数ってどういうこと?)、ゆっくりやっていこうと思っています。
いま、小4範囲の小数×整数・小数÷整数を文章題の中で練習中。もう少しやって、5月くらいから小5範囲に入れたらいいなぁと思っています。
くもんの『ぐーんと強くなる』シリーズを使っています。
まとめ
公文で中学生範囲までどんどん進むのもカッコいいと思っていましたが、やめたらやめたで勉強することはいくらでもありました。
先へ先へではなく横へも広げながら数字と親しんでいくことが、将来の算数の力につながってくれればと思います。
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