競争心のない次女
学校の算数の授業で、百ます計算の競争的なことをしたりするようなのですが、次女はまったく急がずキレイな字で解いて、5番目くらいに甘んじているようです。
長女に「そんなんでいいの? 1番じゃなきゃダメでしょ!」とハッパをかけられても、ニヘラと笑って流す次女。
人と比べるということに、あまり興味がないようです。
長女は、競争だと燃えるタイプです。
まぁ性格なのでどちらでも良いですが、姉妹でも違うものだなぁと思います。
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小5算数を勉強中
教科書レベルの算数、小5範囲を勉強中です。算数検定で言うと7級後半と6級前半。
3月に算数検定の8級(小4範囲)をしていた時は、9級と比べると範囲が一気に増えて大変でした。
➡【小1/3月】算数検定8級は覚えることが多くて大変!「がい数」に苦戦中。 - ママ塾で偏差値70!
8級過去問を解いた記事が見当たりませんが、解いて、一応合格点に達していた記憶があります。 休校中は忙しくて書けなかったっけな。
5月くらいから小5範囲に入り、今に至ります。かれこれ半年以上、小5算数と向き合っています。
具体的には、くもんの『ぐーんと強くなる』シリーズの
- 計算
- 文章題
- 単位と図形
を同時進行しています。1日3枚(コピーしてプリントにしています)、公文のようにくり返しながら進めてきました。
小数・分数
小5で新しく学ぶ計算は、
- 小数のかけ算・わり算
- 分数のたし算・ひき算
です。
小数のたし算ひき算は小数点の位置さえ合わせれば良いのですが、かけ算とわり算はそれぞれ小数点の動きが違います。
かけ算の場合は、いったん小数点を無視して計算したあと、かけられる数とかける数の小数点以下の数字の数の合計分、小数点を左にずらすのが基本です。
- 一番右の数字がゼロの場合は消す。
- 40×0.6のような時は、ゼロと小数点を相殺する。
など、ゼロの扱いに注意が必要です。
わり算の場合は、小数点は同じ方向に同じ数だけ、仲良く一緒に移動します。
- あまりを出すときは、小数点をもとの位置に戻す。
- 割り切れない時の四捨五入。
- 小数第何位まで商を出して、あまりを出すのか。
など、覚えなければならない処理がいくつかあります。
たかが小数されど小数だなぁと思いつつ、3か月くらいかけて丁寧に練習しました。もう完璧です。
分数は、通分ありのたし算ひき算です。次女は公文に通っていたときにガッツリ練習したので、さらっと1周おさらいするだけで大丈夫でした。
公文ではE教材の前半にあたりますが、2か月くらいは通分の練習をしていたと思います。
現在、計算は一足先に小6の範囲に入っています。
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「〇〇を1とする」の壁
文章題では、
- 小数のかけ算とわり算
- 分数のたし算とひき算
- 平均
- 単位量当たりの大きさ
- 速さ
- 割合
の単元を勉強します。
整数なら簡単に解ける文章題でも、小数になるととたんにわからなくなります。
「2.6mの棒の重さをはかったら、3.5㎏でした。この棒1mの重さは約何㎏ですか。答えは四捨五入して10分の1の位まで求めましょう。」
どっちをどっちで割ったらいいのやら。これはもう、"1mの重さは"って書いてあったらmの方(2.6m)で割る、1なんとかの単位の方で割るのだと教えてしまいました。
割合の問題でも同じようなことが起こります。
「ゆうきさんたちのサッカーチームは、40回試合をして30回勝ちました。勝った試合数は、全試合数のどれだけの割合にあたりますか。」
という場合、全試合数のとあったらそっちで割る、~~のっていう方を「1」とするんだよ、と。この「1」とするっていうのが理解が難しいところなのですよね。
なぜなら抽象的だからです。頭の中で具体的に想像しにくいものを計算するということです。
この抽象化の壁は、低学年にとって高い壁であることは間違いないので、ゆっくりと理解していってくれたらいいなと思います。
時間をかけた甲斐があって、割合の概念や、上の例のような基本的な問題については、もうわかってきたようです。
「たくみさんの学校の男子は全部で162人で、これは全児童数の0.54の割合にあたります。全児童数は何人ですか。」
みたいになるとまだ少し混乱します。全児童数を▢として式をたててみてと言っているんですが、なかなか。
さらに、割引率が出てきて定価を答えるのか割引額を答えるのかなど、まだまだ応用はききません。
6年生になると、単位量や割合の問題が分数になって登場します。小数の段階で、しっかり理解できるようにしておきたいものです。
5年生のもう一つの重要単元に、速さがあります。
速さはそれなりにイメージもしやすいようで、概念の理解は速かったのですが、単位を合わせるのに苦労しています。
メートル・キロメートル、時間・分・秒がごちゃまぜに出てくる場合、どれかに決めて単位を揃えないといけません。揃え忘れたり、間違えたりと処理能力が追い付いていないようなので、もう少し練習が必要です。
あと、この問題集の最後に応用問題として「差集め算」が出てくるのですが、いまいち理解できないようなのでもう少し頑張りたいと思います。
体積と面積
単位と図形の単元では
- 立方体と直方体の体積と単位
- 合同
- 三角形・四角形の面積
- 正多角形
- 円周
- 角柱と円柱
などがあります。
常識的に理解できる単元が多いです。
積極的にしっかりと覚えなければならない単元は、三角形・四角形の面積と円周のところかなと思います。
三角形・平行四辺形・台形・ひし形の面積の求め方では、初めて"公式"的なものが登場して、理解を超えた計算をすることになります。
円周も同じです。直径に3.14という魔法の数字をかけると、なぜか答えが出ます。
どちらも、ちゃんとそうなる理屈はあるし一応教えましたが、そこの部分については今はまだぼんやりでも良いと思っています。
いつか、わかる時が来るはず。
あとは㎤・㎥・Lなどの単位です。単位は死ぬほど重要なので、早く慣れておくのに越したことはありません。
まとめ
一番難しいのは文章題です。計算や公式は、理解が浅くても覚えてしまえばなんとかなりますが、割合の問題はちゃんとわからないと解けません。
でも、7~8割がたは理解してきていると感じるので、もう一息、がんばりたいと思います。
「わかる」➡「できる」➡「すらすらできる」の「すらすらできる」を目標にしています。先取りは急いでしまいがちですが、自分の子どもの能力を見極めて焦らず進めたいです。
算数検定7級を受ける予定はありませんが、この先勉強が進んだら、6級か5級は受けてみるかもしれません。
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