学ぶチカラテストの結果
12月6日、日能研の学ぶチカラテストを受けました。会場受験です。
次女が日能研のテストを受けるのは初めてです。
日能研の無料テストは、難易度は低めですが、記述問題が多く中でも自由記述があるのが面白いテストです。
わが家は公立一貫志望なので、記述には慣れておいた方が良いと思って受けました。次女は、作文がすごーく苦手なんです。長女も苦手だったけど。
テスト結果
国語 14★点/150点
算数 14★点/150点
総合 8★点/100点
3科 38★点/400点
順位 2★位/3049名
総合で足を引っ張りましたが、良い結果でした。
国語と算数は、字の書き間違いによる細かい減点のみでした。また、「数」と「類」が混ざってる!
総合では、選択問題の間違いが1問と、記述で理由づけがしっかりできていないのが2問ありました。
たとえば、「かさを忘れた理由」で
✖雨がやんだから
〇雨がやんで、かさが必要なくなったから
この2つの答えは似て非なるものです。✖の答えは感覚的で、論理的ではありません。
「雨がやむ」➡「かさを忘れる」の間に、「かさが必要でなくなった」ということを頭では必ず考えているはずですが、なんとなく省略してしまっています。
人に説明するときには、そこに因果関係があるのかを考えて丁寧に記述しなくてはいけませんね。
論理的に考える力はまだまだついていないということがわかりました。
この問題で〇の答えが書けた受験者は16%なので、小2では多くの子が感覚的に答えているようです。
こういう問題は適性検査でもよく見かけますし、記述をする上でとてもとても大切なことだと思います。
でもけっこう難易度が高いです。
わが家の長女は、小5でもこのような感覚的で片手落ちの解答をよく書いていました。
ところが、高学年になると要領がよくなり、こういう問題は論理の過程を細かく丁寧に書かないといけないんだなとテクニック的に習得するようになりました。
低学年では難しいことも、高学年になれば簡単にできるようになったりするので、もしなかなか理解できないようなら、今無理して教えなくてもいいかなと思っています。
「総合」の問題はとても適性検査っぽくて、次女の現時点での能力を計るのに大変参考になりました。ありがたや。これからも受けます。
スポンサーリンク
先取りしている理由
日能研のように比較的難易度の低いテスト(国算)では、先取りしているととても有利だと思います。普段もっと上の学年の勉強をしているので、現学年の問題は余裕を持って解けるからです。
(全統小や早稲アカチャレンジテストでは、思考力を求められる割合が高くなるので、先取りだけでは太刀打ちできない部分があります。)
しかし、わが家は先取り推進派ですが、低学年のテストで良い成績をとるためにしているのではありません。トップ層になるためでもありません。
低学年も高学年も遊びたい
わたしが熱心に先取りさせている理由は、子どもに後でラクをさせてあげたいからです。
具体的には、1日の勉強時間を「小1で2時間、小6でも2時間、休日も2時間」にすることを目指しています。
小学生の平日の自由時間が4時間くらいとして、遊びも勉強も2時間ずつ。休日は休日らしく、自由時間を多めに。通塾は、必要があればオプション的に。
低学年のうちは勉強よりも遊ばせてあげたいとよく聞きますが、わたしとしては高学年も遊ばせてあげたいです。
長女を見ていると、むしろ高学年になってからの方が、放課後の友だちとの時間を大切にしているように思います。思春期に入り、家族よりも友だちの存在が大きくなってくる年ごろですから当然といえば当然です。
自分の好きなこともはっきりしてきて、趣味に費やす時間も欠かせないようです。
そういう時間を受検のために我慢させることなく、勉強と両立させるために、低学年から前倒しで進めています。わが家ではこれを「貯勉」と呼んでいます。
「貯勉」は「貯金」と同じなので、とても便利です。
つねに自由時間を確保しながら余裕を持って勉強を進められるし、いざとなったら長期休暇をとることも可能です。そのために、先取り学習をしています。
目指すところは
先取りを熱心にさせていると、いわゆるトップ層を目指していると思われていまいそうですが、そんなプルスウルトラは望んでいません。
子どもの学力なんてものは、「結局は遺伝子でしょ」って思っています。
こんなことを言うと元も子もないし、夫からは「子どもの可能性を決めつけるな!」と怒られます。
でも、ブログをやっていると、東大卒などの方のお子さんがたくさん出てきて、みなさんほんとにすごいなって思います。やっぱり、もとの出来が違うでしょと。
わが家は東大卒でもお医者様でもないので、それなりにわきまえたところを目指さないと、子どもが可哀そうだと思うのです。
そのわきまえたところというのは、やはり結局は親と同じようなところかなと思うので、ちゃんとそこらへんには行けるように、お世話していきたいなと思っています。
わが家の場合、わたしと夫は学力的に同程度なので、子どもの能力の予想もしやすいですが、両親の学力に差があると、子どもがどうなるかエキサイティングかもしれませんね。
子どもが親を超えていくことはもちろんあり得ますが、それは子どもがもっと大きくなってから自分で志すべきものであり、親が望むことではないと思います。
なので、勉強もあまり切羽詰まらず、出来ないことは出来ないと受け入れながら、長所を伸ばす形で進めていきたいと思っています。
現状は、1日2時間の勉強を理想としつつ、サボりにはかなり寛容です。
次女はだらだらと勉強をするくせがあり、プリント1枚やってはマンガを読み、1問解いては弟にちょっかいを出します。
なので、ノルマを達成できない日がほとんど。そういうのをやめて、集中して時間通りに勉強を終わらせる習慣をつけるべく奮闘しています。
冬休みは、アマプラに追加されたポケモンの映画22本を全部見るのが目標です。
スポンサーリンク