ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

全国統一小学生テスト(4年・6年)の結果

全国統一小学生テストの結果が返却されました。

小6の雑考も書こうと思っていたのに先に返ってきてしまったので、結果を書いてしまおうと思います。

www.mamajuku.com

小4・結果

70>理科>65>算数>60>国語>55>社会>50

4科目偏差値61.1

 

算数は、正答率50%以上の問題はすべて正解し、正答率の(差がつく)問題はもれなく出来ていないという結果でした。

今の息子の算数の力はまさにそんな感じです。

もう一歩進みたいところですが、前回の全統小の算数は平均点ちょうどくらいだったことを考えると、進歩しましたね。

国語は、物語文の心情理解と説明文の部分理解で正答率の高い問題をミスしています。なんとなく解かないで、文章をしっかり読むことを練習したいと思います。

理科は平均点が低かったので、そんなに良い点ではないのに偏差値が高かったです。

息子はよく図鑑を眺めているタイプの理科好きなので、これからも伸ばしていってほしいです。

社会は逆に平均点が高めでした。

全統小の社会は知識というより常識問題なのに、息子の偏差値が低めということは、一般常識が足りていないということかもしれません。困ったわ。

小6・結果

70>算数>65>理科>60>国語>55>50>社会>45

4科目偏差値62.4

 

随分と幅広い成績となりました。

理科と社会は前から苦手なのですが、今回は国語も良くなかったです。

でも算数が良かったからいっか!で済ませているのんきな親子です。

算数は、前半の問題を落とさないこと、わからない問題は飛ばして、後半の大門の⑴は解くこと、というのをかなりしつこく教えているのが功を奏したようです。

国語は、語彙はまぁまぁですが読解がボロボロでした。全体的にサラーっと読んでしまって、細部の読み込み不足と思われます。

理科社会は、どちらも時間が足りず最後の6問くらい解けなかったみたいです。

理科は解いた問題がわりと正解していたのと、解けなかった問題の正答率が低かったことで、災難を免れました。

社会は前半も間違えているうえに、解けなかった問題の正答率がそこそこ良かったために平均点以下の惨事となりました。

わからないのは良いとしても、時間切れはもったいないですね。解けなかった問題の中に、サービス問題があったかもしれません。

時間がかかりそうな問題で止まらずに、全体を見渡すことを練習したいと思います。

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物語文が『せんぼく』だった!

↑ 本屋大賞3位!

6年生の国語の物語文は、『線は、僕を描く』の続編『一線の湖』でしたね。

わたしは続編をまだ読んでいないのですが、『せんぼく』はとても好きな本です。

高校生の時に両親を亡くし喪失感から立ち直れない「僕」が、水墨画との出会いを通して再生していくお話でした。

続編は、スランプに陥った「僕」が、小学校で子どもたちに水墨画を教えることを通して自分を見つめ直していくお話のようです。

最後の問題で、「僕」が「ありがとう」と言ったのはなぜかというのがありました。

  1. 子どもが「僕」の真似をせずに自由に描いていてうれしかったから
  2. 小学校の教師だった母の気持ちを感じることができたから

みたいな選択肢だったんですけど、一作目を読んでいれば秒でわかる問題でした。

だって主人公は、両親が死んでしまって2年間くらい廃人になってしまうほど両親のことが好きだったということが一作目で描かれているんですよ。

これはそういうお話なんです。続編の一部分だけではその深い思い入れを感じ取るのは難しいかなと思います。

でも!「ありがとう」のすぐ後ろに「母のことが少しわかってうれしい」みたいなことがはっきりと書いてありますね。

だから、正解はで正答率は61.8%でした。

子ども目線で考えるとにしちゃう子が多いのかなーと予想していましたが、みなさん、ちゃんと文章を読んでいてすごいです。

主人公目線・筆者目線で読むということができているということですね。

ちなみに、うちの娘は間違えてます。

 

『線は、僕を描く』は映画化もされています。

ストーリーは少し改変されていて、原作よりもドラマチックな展開です。原作の淡々とした静謐さが好きだった読者としては残念でした。

しかしながらこれは水墨画のお話なので、文章だけで表現されるよりも視覚的に入ってきた方がわかりやすいのは明らかです。

描く人の人柄そのものを表すという水墨画の線を、実際に見ることができるという点では映画の方が良いですね。

全統小で出た水墨画というのがどんなものなのか、子どもと一緒に鑑賞するのもおすすめです。


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