ママ塾で偏差値70!

幼児の頃から家庭教育を続け、小3(6月)の全国統一小学生テストで偏差値70。その後、早稲アカA特待・日能研スカラシップに認定され通塾しました。

中学受験で算数検定は役立つか?

算数検定を受けるメリット

中学受験のための勉強は、3年生の2月からスタートします。

カリキュラム上ではね。

しかし、低学年からもうすでに水面下では、いや、水面上でも戦いが始まっているのが昨今の中学受験事情です。3年生以下で通塾する子も増えているみたいですし。

さて、中学受験勉強でもっとも大きなウェイトを占めるのが算数です。

その算数を有利に進めるために、くもんやRISU算数あるいは家庭学習で先取り教育をしているおうちはたくさんあると思います。

その過程で、「ちゃんと理解できてるのかな?」という時の確認のため、または「合格出来たらカッコいいからがんばろう!」という動機付けのために役に立つのが、算数検定です。

算数検定の難易度は基礎レベルなので、現学年相当の級に合格しても特別すごくありません。

(そう言われているけど、実際は教科書より少し難しいと思う。)

けれども、先取りとなると話は別で、低学年の子が小6とか中1とかの級を取ったらすごいことだしカッコいいですよ。

自分は算数が得意なんだって、自信がつきます。

何年生で何級取ればいい?

漢字検定の記事でも書きましたが、小3の2月に通塾が始まったら、塾のカリキュラムで手一杯となり検定試験に割いている時間はありません。

(できるかもしれないけど、かなりハードでブラックな生活になってしまう)

したがって、算数検定にチャレンジできるのは小3の1月までです。

それまでに何級まで取ればよいかって話なんですが、算数検定の出題範囲は少しややこしいんです。

たとえば6級が小6程度といっても、出題範囲は

  • 小5範囲:45%
  • 小6範囲:45%
  • 特有問題:10%(思考力問題みたいなやつ)

となっており、小6の半分しかカバーできていないことになります。

5級は数学検定になりますが、そちらの範囲は

  • 小6範囲:45%
  • 中1範囲:45%
  • 特有問題:10%

となっており、残りの小6が含まれています。

理想は小3で5級まで取ってしまうことです。

なぜなら、5級に含まれる中1の学習範囲は「正負の数」「文字式」といたごく初歩的な部分で、その概念を知っておくことは中学受験にも役立つからです。

とはいっても、大部分の子どもにとってそれがかなり無茶だということはわかります。

わが家には3人の子どもがいますが、これを達成できたのは一人だけですから・・。

でもこれができると、本当にラクなんですよねー。

もちろん、子どもの理解力にもやる気にも個人差があり、成長の速度は様々。高学年や中学高校で追い上げる子もたくさんいるので、無理強いは禁物です。

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計算➡文章題

できれば年中くらいから足し算をはじめて、年長で10級(小1小2)、小1で9級(小3)、小2で8級7級(小4小5)、小3で6級5級(小6中1)のようなペースで進められると良いです。

しかし、杓子定規に一学年ずつ上がっていく必要もなくて、できるところから潰していく方が楽ちんだし結果的に早く目標に到達できます。

ようは、文章題よりも計算を先に終わらせた方が良いということです。

計算って、やり方さえ覚えればできるので小さい子でも習得しやすいものです。しかし文章題は意味がわからないと解けないので、それ相応に賢くないとできません。

たとえば、「元の数を1とする」とか、「〇は△の0.4倍です」とか概念的な考え方は低学年にはなかなか難しいです。

そういうのはひとまずおいといて、ひたすら手を動かして約分しまくって分数のかけ算わり算などに磨きをかけておきましょう。

うちの娘の場合

まず年長の2月から約1年間くもんに通ってA➡Fまで進みました。1年で小学校で習う計算をすべて習得したことになります。

家庭学習でも可能だったと思うけれど、ここまで早く小6に到達できたのはくもんのおかげです。くもんは、子どもの気質に合えば先取りをスピードアップさせるのに最適です。

➡【KUMON小1】突然ですが、公文を退会します。

その後計算以外の先取りをしていましたが、小2の時点で「割合」の理解が難しいことがわかりました。

そこで計算分野だけ中1に進んでみました。マイナスの計算とか、簡単な方程式とかですけど、娘にとってはそちらの方が簡単だったようでした。

そんなこんなで頭の成長を待っていたら、小3になる頃には「割合」や「1とする」の難所もできるようになりました。

数学の先取りと中学受験算数

中学受験をする場合、通塾が始まると先取りはいったんストップして受験勉強に専念することになります。

中学受験の算数というのは、小学校よりも難易度の高い問題を中学以上の知識を使わずに解くという難題です。

もちろん中学受験で勉強したことは中学以降の数学に役に立つ部分もあるのですが、先取りが中断してしまうのは残念なことです。

娘は小3の終りに数学検定3級まで進んでいましたが、小4からは受験用の算数に切り替えました。

はっきり言って、受験算数よりも数検3級の方が簡単ですよ!

受験(娘の場合は受検)をする以上、対策に時間を割くのは当然で仕方のないことだとわかっているけれど。

中学受験はスルーして、どんどん先取りして高校受験や大学受験で勝負する・・っていうのも、ありよりのありなのでは?と思ったりもします。

まぁしかし、数学検定のおかげで、二次方程式とか円周角とか三平方の定理とか、中学受験の算数にまんま使えて便利です。

中学受験の下準備として、算数・数学検定を受けることはとてもおすすめです。

 

 

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