長女の塾の今週の宿題は分数のたし算・ひき算(通分あり)です。
分数って難しいですよね。
たし算・ひき算はまだわかります。
約分・倍分・通分すれば答えがでることはイメージできるし、最大公約数や最小公倍数の考え方は実際の生活に役立ちますよね。
でも分数のかけ算・わり算って・・・。
やり方を覚えてしまうしかないんですかね?
1/2の中に1/3がいくつあるか・・と言われれば、うーん1.5個だよね?
でも7/12の中に2/5がいくつあるかって、なんなんだ?
文系ママには、さっぱりわかりません。
さて、小学校では、分数をどのような段階を踏んで学んでいくのかというと
・2年生・・「1/2」は半分、「1/3」は3つに分けたうちのひとつ、など分数の基本的概念をかじる。
・3年生・・分数の意味、表し方を知る。同分母の簡単なたし算・ひき算。
・4年生・・同分母の分数のたし算・ひき算。帯分数を使ったくり上がり・くり下がりも。
・5年生・・最大公約数・最小公倍数を理解し、異分母の分数を倍分・通分してたし算・ひき算をする。×整数・÷整数のかけ算・わり算。
・6年生・・分数のかけ算・わり算。
となります。
通分ありのたし算ひき算は、5年生の学習範囲のようです。
そこら辺までなら私もなんとか教えてあげられそうなので、まずはおもちゃを使って勉強してみました。
使ったのは、くもんの「分数パズル」。
これ、ふだんは完全におままごとのピザとして扱われています。
おもちゃ箱から出してくると、次女と長男が「ピザ屋さんするの??」の色めきだちましたが、今日はお勉強に使います(笑)
パーツは、
プラスチックの丸い円が1個。(黄色)
円を2等分したものが2個。(オレンジ)
円を3等分したものが3個。(赤)
円を4等分したものが4個。(ピンク)
円を5等分したものが5個。(紫)
円を6等分したものが6個。(濃い紫)
円を7等分したものが7個。(青)
円を8等分したものが8個。(水色)
円を9等分したものが9個。(緑)
円を10等分したものが10個。(黄緑)
円を12等分したものが12個。(エメラルドグリーン)
ひとつひとつに、1/2とか1/7とか書いてあります。
そして円がぴったりはまるトレイ2個。
1/2が2個で1。1/4が4個でも1。
1/2が1個と1/4が2個でも1。
みたいなことをいろいろやってみます。
次にパーツを重ねて
1/3が1個と1/12が4個は同じなんだね。
1/4が1個と1/12が3個も同じだね。
じゃあ
1/3+1/4=4/12+3/12=7/12
になるね!
みたいなことをして・・
通分・約分・分数のたし算・ひき算を、目で見てイメージで理解することができます。
わかったかな?
「分数マンモス」というアプリもおすすめです。
マンモスの通る道に氷が落ちていて通れません。溶岩をぶつけて溶かしてあげるのですが、ピッタリ同じ大きさでないと氷か溶岩が残ってしまいます。
スライスして、ちょうどいい大きさにしましょう。1/2かな?1/3かな?
前半はおもに大きさ比べなので、5才の次女でも楽しめます。
後半は、氷の大きさが5/6で溶岩が1/2と2/3と・・いくつかあったりするので倍分・通分が必要です。
ことばがなくても、分数の基本が学べます。
パズル的要素もあり、勉強しているとは全く思えない楽しさです。
長女は四角い画面が大好きですから、毎日必ずやっています。
通分は攻略できたかな?(*^^*)