公立中高一貫オープン
栄光ゼミナールで、公立中高一貫オープンを受けました。
いつも受ける早稲アカや日能研のテストに比べると規模も知名度も低いですが、わが家の長女の志望校は県立の中高一貫校なのでむしろ本命のテストです。
第1回の時も受けたのですが、作文に難ありという長女の欠点を見破ってくださり、塾生でもないのにていねいな面談をしていただきました。
公立中高一貫オープンは地域によってテストが異なるようなので、内容についてここで詳しくは触れません。
でも、保護者説明会での、公立中高一貫校の適性検査における共通した特色や注意事項についてのお話は大変ためになったのでまとめておきたいと思います。
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適性検査とは?
私立の学校では学力テストによる生徒の選抜を行いますが、公立の学校では建前として学力による選抜を行うことができません。
なので入学希望者が多い場合、適性検査というものを行います。
実質的には学力試験なんですけどね。
でもその試験(検査)内容は、私立のものとはだいぶ違います。
学習指導要綱の範囲内&科目横断型
私立中学の入学試験では、小学校で習わう範囲を超えた高度な内容が出題されます。
なかには、中学生でも解けないような問題もあるほどです。
しかし公立中高一貫校の適性検査では、小学校で習う以上のことは出ません。
そのかわり、国算社理の4教科だけでなく音楽も家庭科も習ったすべてのことが出題範囲です。
そして問題は科目ごとではなく、いろいろな科目の要素が混ざった科目横断型の出題になっています。
作文
適性検査では、作文やある程度の文字数の記述が課されることが多いです。
作文で重要なことは、内容よりもまずちゃんと書けているか。
「ちゃんと」というのは
- 字のきれいさ(ていねいに書いてあるか、マス目からはみ出していないか、など)
- 習った漢字はひらがなで書かない
- 原稿用紙の使い方、段落分けが、指示通りできているか
- 聞かれたことに答えているか
というようなことです。
私立の勉強では、意外と見落としている部分ですね。難しいことを求められない分、基本をしっかりということです。
面接・グループ活動
グループ面接やグループ活動があるところも多いようです。
ここでも大切なことは、皆がはっとするような名案を出すことでも、場を仕切ってグイグイ引っぱることでもありません。
- 姿勢や態度
- きちんと人の話を聞く
- みんなに向かってていねいに話す
という部分で減点されないこと。これまた基本が大事ということですね。
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わが家の長女の適性は?
わが家の長女は、作文が苦手です。
適性検査では、自分の体験や考えを書かせる問題がよく出ますが、長女は発想が子どもらしくないので質問にふさわしい題材が見つかりません。
根が享楽主義で遊ぶことしか考えていないので、いきなりまじめなことを聞かれても答えが思いつきません。
形式的なことは訓練でなんとかなるでしょうが、内容まで練り上げていくことができるのかが課題です。
算数的な問題では、過去問を見ると、ひっかけ問題やめんどうな作業や場合分けをさせる問題が多いように思います。
長女の苦手な部分ではありますが、合格ボーダーが6~8割(年による)ということを考えると、長女がそれを下回ることは考えにくい・・。
面接は練習すれば大丈夫かな。
内申も、抜群ではないけれど、そこそこだし。
倍率は高いけれど、あと2年、訓練すれば合格できるのでは?
という淡い期待を抱きつつ、テストが終わった長女と再会しました。
「作文、ちゃんと書けた?」一番の不安材料を聞いてみる。
「作文は今回はちゃんと書いたよ。でも算数オワッタ。ざっと見ただけで5問は間違えたよ~。」
なに?5問も?
作文に気を取られていたら、そう来たか(*_*)。
合格ボーダーは余裕だろうという皮算用が見事に崩れ去りました。
問題を見てみると、確かに難しい・・ていうかめんどくさい。
でも、ゆっくり慎重にやればできそうよ?
長女の受検勉強は、まだ始まっていません。
そろそろちゃんと考え始めた方がいいかも・・と思った公立中高一貫オープンでした(*^^*)。
結果は会場の栄光ゼミナールに受け取りに行かなくてはならないので、先になりますが追記します。
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