(HPより引用)
四谷大塚入学準備講座
年長次女が9月から通っている四谷大塚の『新1年生入学準備講座(全16回)』が、残すところあと3回となりました。
週1回、みっちり2時間のお勉強。プラス宿題。
よくがんばったものです。
第1回目の授業を受けた後一度記事にしたきりでしたので、ここまでの授業内容を振り返っておきたいと思います。
国語
準備講座の中で、一番良かったのが国語です。
しりとりから始まって、気持ちをあらわすことばを探したり、物語を作ったり、自分の中にあることばの在庫を総動員させる授業でした。
次女は、語彙が少ないわけではないのですがなかなか出てこないたちで、思いつかないと言っては困っていました。
頭の中にことばがあっても、必要な時に出てこないのでは意味がありません。
インプットではなくアウトプット中心の授業は新鮮なものでした。
最終回では読書感想文に挑戦するそうなので、楽しみです。
同時に語彙力をのばすことも重視していて、大人にとっては当たり前だけど子どもは知らないような微妙なことばをたくさん覚えてきました。
例えばですが、「すね」とか「こめかみ」とか。
算数
算数は、間違えにくい数え方やくり上がり・くり下がりのコツなど、塾らしいテクニックをたくさん教えてくれました。
図形を使ったパズル的な授業もありましたが、どちらかというと計算寄りで、計算が得意な次女はもともと知っていることが多かったようです。
9月は数を数えていたのに、12月は九九を唱えています。
英語
英語は『東進こども英語塾』のおためし版で、毎回40分レッスンがあります。
ネイティブの先生がひとりと、日本人の先生もひとりついています。
内容は、英語を生活と結びつけながら、単語を覚えたり書いてみたりしています。
特徴的だと思ったのは、映像をよく使うことです。
レッスン内でも、セサミストリートの番組をまず見ます。
先生が解説しながら見るので、おもしろいところではみんなで笑い、楽しそうに見ています。
そしてその番組を含む英語アニメを、家庭でも視聴するのが宿題になります。(そのほかにも、ワークのような宿題もあります。)
『東進こども英語塾』のアプリを使って、スマホやタブレットで毎週新しいアニメが視聴でき、たくさん見るほどにランクが上がるというシステム。
この英語アニメをたくさん視聴することで、英語に触れている時間を長くしようということなのです。
週1回の英会話教室では意味がないとよく言われるし、子どもはアニメを見るなら日本語の方を好みます。
このようなかたちで半強制的に英語に触れさせるというのは、一定の効果がありそうです。
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宿題
宿題は、1日1ページのホームワークのほかに、漢字ドリル・計算ドリルを毎月もらっていました。
ホームワークは提出してチェックされますが、漢字と計算のドリルは任意です。
わが家の場合、入学準備講座のほかにも家庭学習をしており、漢字と計算も進めています。
なので負担が多くなってしまうため、漢字・計算ドリルは使いませんでした。
けれども内容を見てみると、はじめは1年生レベルですが後半は2年生の漢字やかけ算まで出てきています。
きっちりこなしたら、かなり力がつくと思われます。
まとめ
1年生で習うことをちょこっとかじるだけの入学準備が多い中、最終的に2年生の学習範囲にまで手を伸ばそうという攻めの姿勢は評価できます。
しかし、たったの5か月で2年分の学習を消化するのは子どもの方も大変そう。
実際、「ついていけない。」という相談を先生にしている保護者の方もいらっしゃいました。
わが家では年中のときから1年以上かけて先取りを進めてきました。
いくら教えても理解できない時期もあったし、急にスピードアップした時期もありました。
幼児は、それぞれのペースで伸びていくので、年長の9月から1月にその時期が来るとはかぎりません。
5か月でなく、1年くらいかけてこの内容を学ぶ講座だったら、もっと良かったかなと思います。
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