『きらめき算数脳・入学準備~小学1年生』
小学1年生の次女。
来年のキッズBEEを受けようかな(どうかな?無理かな?)と思って、思考系の問題集を始めています。
春休みに『きらめき算数脳・入学準備 ~小学1年生』を解き始め、とりあえず1周できました。
『きらめき算数脳・入学準備~小学1年生』は「かず・りょう」「ずけい・いち」の2冊あります。
それぞれ30問ずつ、計60問。
レベルは☆(易しい)から☆☆☆(難しい)までありランダムに並んでいるので、カラーコピーして☆から順番に解いていきました。
思考力以前の問題
『きらめき算数脳』は見開き1ページに大問1つですが、はじめにかなり長々と「きまり=設定」の説明があります。
これがなかなか難解で、小学1年生の国語の読解問題よりも難しいくらいです。
はじめのうちは、横で一緒に読みながら解説してあげないと問題の意味を理解できない状態でした。思考力以前に、国語力に問題が!
(解説してあげると、問題自体は解けました。)
何問かできたので今度は自分でさせてみたところ、「ママ―、わかんない。」
よくよく聞いてみると、問題文を読まずに問いだけ解こうとしていたようです。
「 最初の"きまり"をよーく読まないとわかるわけないよ。そのあとの"例"も読んで、"ヒント"もすみずみまで読む!わからなかったら何度でも読むの!」
と思わず強めに言ってしまいました(^-^;。
子どもというのは、よくわからないところを読み飛ばす習性があります。
でも、読み飛ばしていては問題は解けません。
算数にしろ国語にしろ、問題文をすんなり理解できる読解力が必要だということを痛感しました。
さて次女は、怒られたので仕方なく、問題文を自分で理解しようと努めるようになりました。
すると、スラスラとはいきませんが半分くらいは自力で、ヒントをあげればだいたい解けるようになりました。
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パズル系は、どこまで教えていいのか悩む
「ずけい・いち」の方の問題は、宮本算数教室の『賢くなるパズル』のようなパズル問題が多くありました。
タテヨコすべてのマスに、1~4の数字をダブらないように入れていったりするあれです。
数字の代わりに、お菓子などを箱に詰める設定になっているのが『きらめき算数脳』の楽しいところです。
これは論理問題の基本中の基本、「これしかありえない」ところから埋めていく練習。
自分で解いてこそ力がつくのだと思いますが、行き詰まると泣くのでついついヒントをあげてしまいました。
やみくもに試行錯誤しても、混乱するばかり。いつまでたっても解けません。
だからといって方法を教えてしまうことが良いのか悪いのか、悩みながら進めていました。
思考系問題も、"慣れ"ればできる?
思考力問題というと、地頭だとか才能を試される問題というイメージがあります。
たしかに、なんの予備知識もなしにできたら、生まれつき算数の才能があるということなのかもしれません。
では、思考力の訓練や努力に意味はないのでしょうか?
そんなことはないです。
思考力問題にだってある程度はパターンがあり、王道の解法があります。
ノーヒントで考え抜けば頭は良くなるかもしれませんが、そこまでストイックな子どもってなかなかいません(^-^;。
ヒントをあたえ、適度に成功体験をさせてモチベーションを保ちつつ、少しづつ問題の難易度を上げていくというのが、普通の子どもに対するやり方なのかなと思いました。
次女を見ていても、問題形式に慣れるにつれて正答率が上がり、「もっとやりたい」という気持ちも出てきました。
「できた➡好き➡もっとできるようになる」の好循環をつくってあげられたらいいですね。
タイトルで「1周目終了」と書きましたが、そのうちもう1周したいと思っています。
ノーヒントで解けるようになるまでくり返したら、自信がつくのではないでしょうか(*^^*)。
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