スマイルゼミで中学の先取り
小学5年生の長女は、公立中高一貫校を目指しています。
3、4年生の間は特待制度などを使って早稲アカ・日能研に通っていましたが、期間が終了し退塾したタイミングでスマイルゼミ を始めました。
進学塾に通っていたので、当該学年では易しすぎます。そこで中学入学後も見据え、2学年上を受講することにしました。
3月に中学生コースに切り替え、がんばっています。
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正負の数に苦戦する
2学年上と言っても、スマイルゼミ は教科書レベルの問題しか出てきませんからそんなに難しいことはないだろうと思っていました。
ところが、数学がむずかしいむずかしいと言って毎日悶絶しています。
中学数学で最初に学ぶのは「正負の数」。
小学6年生までに習った分数小数含めた四則演算に、"マイナス"が加わったものです。
4月の時点では、"マイナス"の概念そのものが理解できないらしく苦しんでいました。
たとえば、3-6=-3はわかるけれど3-(-6)=9がわかりません。
マイナスをマイナスするってなに?
-3-6=3だと言い張ってみたり(笑)。わたしが、マイナスは「減らす・戻す」ではなく「マイナス方向に進むこと」と教えても「は?」という感じで。
「正負の数」ってこんなにひっかかるところだったかしら?
算数が苦手なことは知っているけれど、思ったよりも重症なのかもしれない(*_*;・・と主人と顔を見合わせてしまうのでした。
結局、-3-6=(-3)+(-6)ってことなんだねと、全ての数字をかっこでくくりたし算にするという方法で、自分なりに理解したようです。
5月になると、正負の数の乗法除法・二乗三乗なども出てきてますます混乱を極めていますが・・自分でも「これはヤバい。」と思うのか毎日一生懸命計算練習しています。
「正負の数」というのは要するに「マイナスも含めた超面倒くさい四則演算」です。
なので、先取りというよりは負荷の重い計算練習という意味で、小学生でもためになるような気がしています。
理社も難しい
続いて大変なのが、理科・社会。
旺文社の『中学総合的研究』を5科目そろえ、教科書代わりにしています。
社会は世界地理。未知の世界ですが、これは知識の問題なので↑の参考書を頼りになんとかなっています。
視野が広がり、小学校の日本地理を勉強する上でも理解が深まるのではないかと思います。
理科は、中学になると物理・化学といった暗記でない分野が難しくなります。
長女は「凸レンズ」で思考停止に陥り、『中学総合的研究』を読んでもまったく理解できず、『スタディサプリ 』を始めました。
➡『スタディサプリ』と『RISU算数』は家庭学習の必需品かもしれない①スタサプ編
「凸レンズなんて今わからなくても特に問題ないから、無理だったらやらなくていいよ」と言っているのに、それがプライドに火をつけるのかがんばっていました。
長女自身のこれまでの経験から、「自分は賢いのだからこんなところでつまづくわけにはいかない」って思っているんですよね。
それが努力のきっかけになるなら、その自尊心も悪くないです(笑)。
英語・国語
長女は英検4級を取得しています。
付け焼刃の勉強と国語力で合格してしまいましたが、文法がまったくと言っていいほどわかっていません。
よって、英語プレミアムの英検3級講座では大変な苦戦をしています。
一方、通常の英語講座では初歩の初歩から始まったので、そちらで基本からしっかりと学び直しているようです。
国語は漢検4級相当の漢字や読解問題ですが、こちらは大丈夫なようです。得意科目があって良かった。
実技科目をどうするか
スマイルゼミ 中学生コースには、実技4教科(音楽・美術・技術家庭・保健体育)のドリルも入っています。これは月ごとに配信されるのではなく、いつでも取り組めるものです。
中学では内申点も重要になってくるので、副教科のテスト対策もきちんとしなければならないのですね。副教科まで面倒を見てくれる塾・通信教育はあまりないので、中学生だったら大変役に立つと思います。
しかし小学生の時点でそこまで先取りする必要もないかな?と思うので、「実技はやらなくていいんじゃない」と言っているのですが、長女としてはドリルがそこにある限り気になってしまうようです。
中学で習うことなら一般教養として知っておくべきことだと思うので、中学の教科書でもそろえておこうと思っています(*^^*)。
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まとめ
中学生になると急に勉強が難しくなるというのはよく言われることですが、 どうやら本当のようです。
(わたし自身は中学で勉強を難しく感じたことがまったくなかったのですが、それは中学受験を経ていたからだということがわかりました。中学の勉強がいくら難しいといっても、中学受験ほどではありません(^-^;。)
長女にとっていま大切なのは、中学の先取りよりも公立中高一貫校受検に向けての準備をすることです。
スマイルゼミ が難しすぎてそちらに差し支えるようならやめた方がいいのではないかと話しあったこともありますが、長女はスマイルゼミ を大変気に入っており絶対続けたいと言います。
それに、やはり小学校の勉強と中学の勉強はつながっているので、中学の先取りをすることで小学校での学習の理解が加速度的に深まるような気がしています。
しかも、スマイルゼミ にかける時間は、一日に15~30分足らず。
たったそれだけで中学に入ってからどれだけアドバンテージになるかを考えると、公立中高一貫校に行くにしても地元の公立中に行くにしても、やらない手はないなぁと思います。
いろいろ考えてしまいますが、「かんばれば理解できる。できるようになる。」というのはむしろ勉強のレベルとしてちょうどいいのかもしれません。
本業(公立中高一貫受検)との兼ね合いを見ながら、続けていけたらと思います(*^^*)。
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