公文英語GⅡをお休み中の小1次女ですが、英語を忘れないよう毎日ドリル1ページをすることにしました。
使っているのは、学研の『10分間基礎ドリル中1英語 』というものです。基礎って書いてあるしお手軽そうだと思ったのです。
ところが、これが全然お手軽ではありません。がっつり隣で見ていてあげないとわからないみたいです。
公文英語GⅠは合格しているはずなのに、こんなに全然できないなんて!というショックを隠し切れませんが、よくよく見てみると仕方がないのです。
その理由を考えます。
公文英語Gに足りないもの
単語を覚えていない・スペルもわからない
まず、公文のプリントでは和訳をしないので、単語をきちんと覚えていません。
もちろん、くり返し出てくる単語は覚えているのですが、中1英単語すべてを暗記できているわけではありません。
次女の場合は、Akiko,Jamesといった人名を人名とわからずに混乱していたりもします。
そして、運よく覚えている単語があったとしても、スペルをまったく覚えていません! そうそう、中学ではスペルを覚えるんだった!と今更ながら思い出しました。
スペルがわからないと、英作文ができないのです。公文のプリントでは、単語のヒントが与えられているのでできていただけです。
そんな状況なので、「oftenてなに?」「anyてなに?」「ジャメス(James)ってなに?」「スタディってどう書くの?」と常に質問攻めにあいながら『10分間基礎ドリル中1英語 』に取り組んでいます。やれやれ。
文法の理屈を教わっていない
文法に関しても、ただひたすら例文を唱えたり書いたりしているだけなので、応用が効きません。
heとsheの時は動詞にsをつける、Iとyouはつけないって覚えたけれども、じゃぁKeiko and Maryはどうなのか、Jhon and Iはどうなのかということは私が教えました。(教材でも出てきたのかもしれないけど、ちゃんと言葉で説明されていないのでわかっていない。)
sのつけ方も、runs、speaksはそのままつける。playsもそのまま。でもstudyはyをieに変えます。母音の後のyの時はそのままで子音の後のyはieに変えるのよと説明してあげないと、他の単語で使えません。
やっているうちになんとなく身についていくというのはやはり遠回りで、口で理屈を説明した方が早いのです。
というわけで、自分が中学で習ったことを思い出しながらひとつひとつ説明しているのです。英語は公文におまかせというわけにはいきません。
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英検5級はもう合格できると思う
公文英語だけで英検5級に合格した方はいると思います。少なくとも、過去問をすれば大丈夫そう。
次女も、『 英検5級をひとつひとつわかりやすく。』の問題はわりと解けるので、今5級を受けても合格できると思います。
選択問題なら、なんとなくで出来てしまうのです。
しかしなんとなくで受かるのはおそらく4級まで。3級あたりで躓いて、中1英語から総おさらいすることになるでしょう。
結局、地道に単語文法を覚えていかないとダメなのだと思います。
公文英語の良さはヒアリング。文法はフォローが必要。
英語はこれまでの「読む」「書く」の2技能重視から、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能すべてに変わると聞きます。
公文英語は、その中の「聞く」力をつけるのには良い教材なのではないかと思います。e-pencilはとても使いやすく、常に目にする英文を再生してくれるので。
ただ、文法・単語に関しては説明不足感が否めません。
公文の「習うより慣れろ」のやり方は、算数・国語には使えるかもしれないけれど英語では無理があるなぁ・・と感じています。
毎日あれだけの英文を読んで聞いているので、一定の効果はあります。導入または復習用、+ペースメーカーとして考えれば、十分に良い教材です。
英語は積み上げていく教科なので、中1英語が完璧でないのに先に進んではいけないと思うし、英検に受かればいいってものでもありません。
なるべく念入りに、英語の土台を固めていきたいと思います。
それにしても、自分が中1の時英語を難しいと思ったことなんてないけれど、小1だとこんなに大変なんだなぁ・・。
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